家族の一員のペットですが、きちんとしたしつけをしなければ困ったことになることも多々あります。 吠え癖や噛みつき癖、飛びつき癖などは、近所迷惑なだけでなく、周囲の人にけがをさせてしまうこともあるので、早急に直さなければなりません。
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飛びつき癖とはなにか
犬の飛びつき癖とは、飛びついてはいけない人やものに対して、または飛びついてはならないタイミングで犬が飛びついてしまうことをいいます。
この飛びつき癖は、噛みつき癖と異なって一見困らないようにも見えますが、小型犬であっても小さい子どもに対して飛びつけば、子どもの転倒の原因にもなり訴訟問題に発展しかねません。
犬のためにも飛びつき癖はできるだけ早く直さなければならない癖なのです。
飛びつき癖を治すためには、どうして飛びつくのかその理由をしっかりと把握し、正しい直し方を知り、しっかりとしつけしなければなりません。
どうして飛びつくのか
犬は幼いころから飛びついていくものですが、これが癖になる前にしっかりとしつけしなければなりません。
飛びつく理由にはさまざまあり、飼い主に飛びつく場合は喜びや愛情表現の他には、なんらかの要求のために飛びつきます。
他人やほかの犬にした場合は序列を確認するため、見慣れないものにした場合は好奇心のため、動いているものにしたならば狩猟本能により飛びついています。
これらの理由をしっかりと知り、犬が何を思って飛びついているのかをきちんと把握して、正しい直し方をしなければ、癖が治らないだけにはとどまらず飼い主との関係が悪化することもあります。
犬の飛びつき癖を治すには
▼犬の散歩 飛び付きと興奮をやめさせる練習
犬の飛びつき癖に限らずにおおよそのしつけの場合に使われる方法が、ごほうびとおしおきです。
ごほうびとはおやつであったりおもちゃ、なでることなどが当てはまります。
おしおきとはタイムアウトという犬を無視する行為や視界を塞いだり首輪を引いたりといった軽く驚かせる行為が当てはまります。
これらの行為を犬が勝手に飛びついてしまった場合にはおしおきを、飛びつかなかったならばごほうびを与えるようにして覚えさせていきます。
犬が飛びつく状況を意図的に作り出し繰り返し、飛びつかなくなってきたら徐々にごほうびの回数を減らしていきます。
まとめ
犬は、さまざまな理由で飛びつきますが、この癖をそのままにしておくと、周囲の人に怪我をさせてしまうこともあり危険です。
そのためには、どうして犬が飛びついてしまうのかをしっかりと把握し、しつけすることが大切です。
しつけ方法としては、ごほうびとおしおきを準備して、これらを適宜用いて正しい方法で行う必要があります。
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