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ワンちゃんを多頭飼いする時の注意点

そもそも犬は群れで暮らす動物なので、複数の犬で暮らすことはむしろ自然な形です。 しかしすべての多頭飼いが上手くいく訳ではないことも事実です。 飼い主さんがしっかりと注意点を事前に知っておくことが大切です。


via pixabay.com

先住犬の状態を確かめて

多頭飼いを考えるなら、一番に注意したいことは今飼っているワンちゃんの状態です。

まず、しつけがしっかりと行き届いているか確かめてください。

というのも、群れで暮らす犬には先輩のやることを真似する能力が備わっているからです。

つまりワンちゃんのしつけが上手くいっていなかったり、すぐに興奮するクセがあると、後から来た子も同じように育つ可能性があるのです。

また、先住犬が他の犬としっかり接せられるかも判断のポイントになります。

また相手にストレスを与えていないか、というのも大切になるので、散歩などでよそのワンちゃんと会ったときなどによく観察してみましょう。

犬同士の相性も極めて大切

先輩犬のしつけ状態のチェックも大切ですが、多頭飼い最大の注意点は犬同士の相性です。

相性の悪い2匹を一緒に住まわせると、お互いにストレスになり最悪病気になってしまうことがあります。

多頭飼いの組み合わせは多くあります。

例えば犬種に注目してみると、同種同士は育てやすく、サイズ差が大きいと怪我をさせるなどのトラブルが増えやすくなります。

違う犬種を飼う場合でもサイズをそろえると、運動能力に差が出ず飼いやすいようです。

ただしこれらは一般論で、最終的にはその2匹を合わせてみないとわからない場合が多いのです。

飼い主さんの不安が伝染しないよう、最初の顔合わせはさりげなく行うようにしましょう。

飼い主の側に問題はない?

飼い主さん自身が気を付けなければならないこともあります。

まず多頭飼いは、大きな負担になることを覚えておく必要があります。

まず金銭面です。

エサ代などは倍かかりますし、医療費も当然多く必要になります。

本当に飼えるかどうか、自分の経済状態を見直しておきましょう。

必要になるスペースも増えますし、散歩に使う体力も増えます。

飼い始めてからやっぱり無理、となるとワンちゃんたちも可愛そうですから、よく検討してみてください。

また1頭飼うよりも、無駄吠えなどのしつけを徹底して行わなければなりません。

全ての犬が一斉に吠え始めると結構な大きさになるため、近所迷惑になってしまいます。

まとめ

自然界で生活していたような犬本来の形で飼えて、寂しい思いをさせなくてすむなど、多頭飼いはワンちゃんにとってもいろいろなメリットがあります。

飼い主にとっても、多くの犬に囲まれて暮らせるのは幸せなことです。

それだけに、気を付けなければならないことはたくさんあります。

飼い主さんとワンちゃん達、双方が幸せになれるように、飼う前に注意点をしっかりおさえて検討しましょう。

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