犬を散歩させる際、リードを付けることはマナーであり、安全対策として重要です。リードを付けずに自由に歩かせて散歩させてしまうと、道路に飛び出し事故にあう、他人を噛むなどの危険があります。飼い主である以上、愛犬は自分の手が届くようコントロールして散歩させないとなりません。
リードなしのお散歩は犬にとって危険!よくあるトラブル
愛犬をリードなしで散歩に連れて行くと、主に以下のようなトラブルが起こる危険性があります。
- 道路に飛び出して、交通事故に遭う
- 他の人間や動物に危害を加える
交通事故の被害に遭う危険性については言わずもがなですが、大型犬にリードを付けずに散歩させてしまうと、他の人間に噛みつくような事故も十分あり得ることで、犬にその気がなくても驚いた拍子に攻撃してしまうという事態も考えられます。
そして意外にも知られていないのが、リードなしで放し飼い状態の大型犬に小形犬が噛みつかれてしまうといった事件です。酷いケースでは、噛み付いた小型犬を咥えて振り回し、最悪殺してしまった事例もあるのです。
リードなし散歩が違法になる?!飼い犬が人や他の犬に危害を加えたら・・・
もしもあなたの愛犬が、他の人や動物などに危害を加えた場合は、法的に罰せられることになります。
- 飼い主に対しては、過失傷害罪
- 愛犬に対しては、器物破損罪や動物殺傷罪
また、動物愛護法では飼い主は動物を虐待しないという条項が定められており、他の人や動物に迷惑をかけないという規定も存在します。適切に世話をしないことも虐待にあたり、現在この法律は罰則規定が強化されています。
動物と人が共生するために守りたい飼い主としてのマナー
愛犬を飼っていれば、散歩の際に人の大勢いる場所を歩かせなければならないことがよくあります。
このために、必ず飼い主は愛犬にリードを付けて、うまく動きをコントロールして外に連れて行きましょう。
ただ、大型犬だとコントロールが難しい、小型犬でも子供だと上手く制御できないということもあります。散歩中の犬の動きを制御できないような場合は、そもそも犬を飼うべきではありません。犬と一緒の生活はすばらしいものです。しかしそれに伴って、彼らの世話、しつけに責任が持てない場合は、犬を飼うべきではないのです。
散歩の際は必ずリードを付けましょう。一度トラブルが起きてしまうと、飼い主にも責任が及び、最悪の場合は賠償問題ともなります。他人やほかの動物を傷つけないよう注意しながら連れていきましょう。
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