「猫は、犬と比べると気まぐれ」と言われますが、猫も飼い主に愛情を示すことがあります。一体それはどんな行動なのでしょうか。
信頼の証「お腹を見せて眠る」
猫がお腹を見せるという行為は、「信頼の証として、そして、敵意がない」ということの表れです。動物にとってお腹は臓器のあり、とても重要な場所です。ここを無防備にさらけ出すことは危険なことを意味します。
しかし、猫がゴロンとして転がって、お腹を見せると、飼い主に対して心を開いている証拠です。無防備にお腹を見せても大丈夫だという相手と猫は認識しているのです。特にお腹を見せたまま眠るような場合は、最大限に信頼していると言っても良いでしょう。
仲間として見られてるのかも!”グルーミングしてくれる”
自分の身づくろいのグルーミングは、日常的に行なう行為であり、それは習慣になっています。この仕草によって猫は体を清潔に保ち、他の動物から狙われないように臭いを消します。時には身近な人間にもグルーミングしてくれることがあります。
つまりは、飼い主に対してグルーミングを行なうということは、その生き物も自分の仲間と認めており、飼い主も仲間と認めた証拠となります。
自分と同じニオイに・・・!”顔をスリスリ”
猫は身近な人間に顔を近づけて、頭をスリスリこすりつけることもあります。顔の周囲には匂いを発生させる部位が集中しており、顔をスリスリするのは、匂いを相手につけるためと考えられています。
いわゆるマーキングの一種であり、猫が安心して暮らせる場所だと、相手に知らせようとしているのです。また同じ匂いを付けることで、一体感を持つとも考えられることもあります。
猫が大好きな人に見せる行為はどれも愛らしく、飼い主から見てもすぐに愛情表現だと理解できるでしょう。飼い主が猫を精一杯世話をして、愛情を持って接していけば、猫も同じように飼い主を信頼してくれます。またしっぽをピンと立てる場合も、遊んで欲しいなど、飼い主に対して甘えているサインになります。
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