大雨の影響で、避難所生活になっている方も多いのではないでしょうか?
災害時には、何よりも人命が優先となってしまいます。
しかし、ペットは家族と言われる現在、愛猫連れで避難できる場所も増えつつありますが、まだまだ認知されていない現状です。
愛猫と一緒に避難できる同行避難所と同伴非難所があります。
しかし、避難できたとしても違いに気を付けましょう。
メイン写真:しゅがーちゃん
同伴避難所と同行避難所の違いは?
どちらも愛猫と一緒に避難することができます。
しかし、同伴避難所と同行避難所によって大きな違いがあります。
同伴避難所
自然災害が発生した時に愛猫や愛犬、その他のペットと一緒に避難することが出来ます。
同伴避難所は、屋根のついている避難所に一緒に入る事が出来ます。
避難所によっては、クレートなどにいれる必要がなく、愛猫にリードをつける、抱っこをするなどの対応で一緒に過ごすことが出来ます。
長時間クレートに入っている必要がありません。
愛猫の性格によっては、リードをつけることがストレスになる可能性もありますので、愛猫の様子を見ながら避難生活を送りましょう。
同行避難所
自然災害が発生した時に愛犬や愛猫、その他のペットと一緒に避難することが出来るところまでは、同伴避難所と同じです。
しかし、避難所で同じ空間を愛犬と一緒に過ごせるわけではありません。
猫の場合は、リードで外に繋いでおくことはありません。
しかし、クレートに入れた状態で他の愛猫や愛犬たちと一緒に小さな個室に避難することになります。
犬の吠え声などで、非常にストレスを感じる愛猫が多く、ストレスからトイレができず、膀胱炎になってしまう猫もいます。
多くの同行避難所では、飼い主と常に一緒にいることが出来ないのです。
同じ空間にいることが可能だとしても、愛猫はクレートから出すことが出来ない避難所が同行避難所です。
避難所に持っていくべき愛猫のグッズ一覧
・クレート
・迷子札
・リード
・首輪
・フード(1週間分以上)
・水
・フードボウル2つ
・猫砂(簡易トイレ)
・おやつ
・うんち袋
・バスタオル
・ハンドタオル
・ブランケット
・ブラシ
・愛猫の写真
・ウェットティッシュ
・常備薬
・洗濯ネット
フードや水は、1週間分以上2週間は持つように準備をしておくことが必要です。
猫は特に環境の変化に弱く、環境が変わってしまう事でごはんを食べなくなることも少なくありません。
普段食べているフードは、可能な限り多めに用意しましょう。
タオルやブランケットなど、軽いものは予め圧縮袋に詰めてもっていきましょう。
体が濡れてしまうと、体が冷えて体力を奪ってしまいます。
また、愛猫が馴れない環境に怯えている場合はタオルやブランケットクレートにかければ、目隠しとして使うことが出来ます。
環境の変化に興奮して暴れてしまい、どうしようもない場合は、洗濯ネットで愛猫の体を包んであげてください。
狭いクレートの中で暴れると、ケガをする危険や爪を折って出血してしまいます。
避難所では、猫をはじめ動物の薬はおいていないことが多いため、ケガをしてしまうと命取りになります。
可能であれば、クレートから出してあげてトイレをさせてあげてください。
猫は綺麗好きなので、クレートの中ではトイレを出来ずに我慢してしまい、膀胱炎になってしまう愛猫もいます。
おやつは、カロリーが高いものが多いので、少し多めに準備しておくと良いと思います。
常日頃から準備を
何か災害が起こってから準備するのではなく、グッズは常日頃から準備をしておきましょう。
まとめ
「愛猫と避難する時に持っていくべきグッズ一覧。同行避難所と同伴避難所の違い」はいかがでしたか?
国も愛猫をはじめとした、ペットと一緒に避難することを推奨しています。
しかし、まだまだ同伴避難所が少ないところが現状です。
常日頃から準備をして、言葉が通じない愛猫に少しだけでもストレスをかけないようにしましょう。
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