災害があった場合、あなたは愛犬の命を守れますか?

地震大国と呼ばれる日本、家族である愛犬の命、あなたは守る準備は出来ていますか?

7年前の3月11日の大震災以来、意識をしている人は多いと思います。
意識はしていても、実際に準備している人はどれぐらいいるのでしょうか?

今回は、何か災害があった時に愛犬と避難するために、事前に必要な準備と用意しておきたいグッズについてご紹介します。

愛犬と避難するための事前準備

災害が発生する前に事前に、準備しておくべき事項です。
あなたの家庭では、準備できていますか?

転倒防止対策

大型の家具である、タンス、食器棚、TV、ダイニングテーブル、イスなどなど部屋にそのまま配置している、だけになっていませんか?

もし倒れた場合に、愛犬がすぐ下にいたら…
考えるだけでもゾッとしますよね。

地震で転倒しないように家具を固定しましょう。

避難所の確認

避難場所は、なんとなくうろ覚えになっていませんか?

人は避難可能でも、大切な家族である愛犬はその避難場所に一緒に逃げられますか?
まだまだ愛犬と一緒に逃げられる場所は、限られています。

避難場所が愛犬と一緒に避難できる場所かどうかは、しっかり事前に確認しておく必要があります。

愛犬の準備

クレートトレーニング

自宅にクレートがあったとしても、自ら進んでクレートに入りますか?

愛犬が「自分の居場所」とは、思っていない犬が多いと思います。
クレートに慣れ、自らクレートの中に入ることはとても重要で、クレートに慣れていないと閉じ込められている、とご認識してしまい、犬は不安になります。

普段は吠えない場合も、吠えたりクレートの中で暴れたり、掘ったりすることで、爪などを傷めるだけでなく、怪我をする危険性もあります。

マイクロチップの挿入

愛犬にマイクロチップは挿入されていますか?

マイクロチップは、個体識別番号です。
住所や名前、連絡先などの情報データが入った、言葉が話せない犬にとっては住民票のようなものになります。

マイクロチップの電波をリーダーと呼ばれる機械で読み取ります。
リーダーは、全国の動物病院、動物愛護センター(保健所)などには配備されています。

迷子札

基本、犬は首輪やハーネスをしていることが多いと思います。

その首輪やハーネスに着ける迷子札は、ペットである愛犬の名前と電話番号を記載することが多く、もしどこかで保護をされた場合に迷子札が付いているとすぐ携帯に連絡が貰えます。
マイクロチップは、リーダーという機械で読み取らない限り、情報は分かりませんが迷子札はすぐ携帯の番号が分かるため、すぐに連絡が貰える可能性が高いです。

愛犬のグッズの準備

療法食・薬

病気の犬の場合は必需品になります。

フード・水

1週間分以上と考えた方が良いでしょう。
人の食べ物は、避難所に配給されますが、ペット用のドッグフードは配給されません。

用意していない場合は、人の味があまり付いていない食べ物をあげることになりますが、栄養が十分に取れません。

予備の首輪・リード

普段使いとは別に、常にカバンやリュックの中に入れておきましょう。

フードボウル2つ(食器)

フードを食べる時、水を飲む時に必要になります。
シリコンタイプの折りたためるコンパクトなボウルもあります。

おやつ

フードがなくなった場合や、ストレスや緊張、不安からフードを食べなくなる場合もあります。
ただ、おやつであれば、嗜好性が高く食べる場合もあるので、準備しておきましょう。

愛犬の写真・愛犬と飼い主が写っている写真

もし、愛犬が迷子になってしまった時に探す写真として必要になります。

愛犬が見つかった場合、飼い主である確認用として、愛犬と一緒に写っている写真も持ち歩くと良いです。

ペットシーツ

愛犬のトイレとして重要性が高いものです。
避難所では、愛犬をトイレに出してあげられない状況になることもあります。

クレートの中で、愛犬が汚れないようにするためにもペットシーツは、1週間分は用意してあげましょう。

うんち袋

排泄物の処理の袋としてうんち袋は、1週間分は用意しておきましょう。

バスタオル・ハンドタオル・ブランケット

愛犬の体が濡れてしまった場合や、不安で怯えている場合に自宅の香りが少しついているタオルがあれば愛犬は安心します。
興奮状態になってしまっている場合は、タオルでクレートを覆ってあげると視界が見えなくなることで、落ち着く場合もあります。

また、ブランケットは、寒い時にも使えるので用意しておきましょう。

ブラシ

落ち着かない時などにブラッシングをして、普段通りにお手入れをしてあげると愛犬は落ち着きます。

各種ワクチン証明書

狂犬病ワクチン、混合ワクチン接種証明書は、何か災害があった時に避難所へ行く場合やペットホテルに預ける場合も必要となります。

愛犬の健康状態把握帳

手帳のようなものに既往症、健康状態や、かかりつけの動物病院などの情報を記入しておくと良いです。

ペットの同行避難所と同伴避難所の違いとは?

同行避難所と同伴避難所、どちらも愛犬と一緒に避難することは出来ます。

しかし、それぞれの避難所に大きな違いがあるのです。
愛犬のためを想い、どちらを優先するか事前に考えておく必要があります。

同行避難所

自然災害が起きた場合(地震など)、愛犬と飼い主が安全な避難所へ避難することが出来ます。

しかし、同行避難所では愛犬を連れて避難することはできますが、避難所で愛犬と一緒に同じ空間で避難生活を過ごせるわけではありません。
愛犬が過ごす避難所と飼い主が過ごす避難所が別になっている場合が多くあります。

また、同じ空間にいる事が可能でも、愛犬はクレートから出すことができない避難所もあります。

同伴避難所


自然災害が起きた場合(地震など)、愛犬と飼い主が安全な避難所へ避難することが出来まるまでは、同行避難所と同じです。

同伴避難所は、避難後、避難所で一緒にいつもと変わりない生活ができるのです。

そのため、クレートに入れる必要がない、夜だけクレートに入れる。
など、愛犬にとっては飼い主と過ごす空間が変わるだけで、いつまでもクレートに閉じ込められているなどのストレスは少ないでしょう。

また、部屋の中ではなく、外にトイレに出ることも可能です。
同伴避難所は、とても少ないので事前の確認が必要となります。

家の近隣にペット同伴避難が可能かどうか、調べておくと安心です。

避難場所で気を付ける事

愛犬と一緒に避難した後に、気を付けるべきポイントです。

吠え

不安から犬は、普段吠えない場合でも吠えることがあります。
見知らぬ人や環境に囲まれ、クレートの中から出してもらえない不安から興奮状態になってしまうこともあります。

普段から吠えないためのトレーニングや、飼い主のそばにいれば安心。
と、愛犬に思って貰えるようにしましょう。

犬の問題行動とは?問題行動をやめさせるポイント

抜け毛

トイプードルのような長毛種は問題ありませんが、柴犬、コーギーなどの短毛種は換毛期だけでなく、ストレスでも毛が沢山抜ける事があります。

クレートの上にタオルをかけて、抜け毛が周りに飛び散らないようにする、またはお洋服を着せるなどの工夫をして、犬やペットを飼っていない人にも迷惑をかけないように気を付けましょう。

におい

愛犬のトイレ(うんち、おしっこ)などは、におってしまいます。

犬のトイレ場所などは、避難所に事前に確認をしておきましょう。
クレートの中でしてしまった場合は、すぐに片づけてにおいが周りに漏れないような配慮が必要です。

普段は、シャンプーなどをして清潔にしている愛犬も、雨で濡れたり、クレートの中でトイレをしてしまうと、毛の中ににおいがこもり、独特なにおいがしてしまうこともあります。
そんな場合は、濡れタオルなどを使用して体を拭いてあげましょう。

まとめ

7年前の3月11日以来、毎年地震について特集していますが、人が避難できる環境が整っていたとしても、愛犬を守れるのは飼い主であるあなただけです。