災害があった場合、あなたは愛猫の命を守れますか?

地震大国と呼ばれる日本、家族である愛猫の命、あなたは守る準備は出来ていますか?

7年前の3月11日の大震災以来、意識をしている人は多いと思います。
意識はしていても、実際に準備している人はどれぐらいいるのでしょうか?

今回は、何か災害があった時に愛猫と避難するために、事前に必要な準備と用意しておきたいグッズについてご紹介します。

愛猫と避難するための事前準備

災害が発生する前に事前に、準備しておくべき事項です。
あなたの家庭では、準備できていますか?

転倒防止対策

大型の家具である、タンス、食器棚、TV、ダイニングテーブル、イスなどなど部屋にそのまま配置している、だけになっていませんか?

もし倒れた場合に、愛猫がすぐ下にいたら…
倒れたタンスの上で愛猫が寛いでいたら…
考えるだけでもゾッとしますよね。

地震で転倒しないように家具を固定しましょう。

避難場所の確認

避難場所は、なんとなくうろ覚えになっていませんか?

人は避難可能でも、大切な家族である愛猫はその避難場所に一緒に逃げられますか?
まだまだ愛猫と一緒に逃げられる場所は、限られています。

避難場所が愛猫と一緒に避難できる場所かどうかは、しっかり事前に確認しておく必要があります。

愛猫の準備

愛猫の大好きなベッドを作ってあげる

猫は気ままにマイペースに生きることが好きで、何かにそこまで依存することは少ないと言われています。

震災が発生し、避難所など普段とは違う場所に移動することにとてもストレスを感じます。
飼い主が傍にいたとしても、怖いものは怖い!!
緊張やストレスは、そこまで緩和されないと言われています。

だからこそ、愛猫が安心できる空間やベッドを作ってあげることはとても重要です。

人が軽々と持ち運びが出来る大きさのベッドやクッションをお昼寝する場所に設置しましょう。
いつものお昼寝場所に何かある。嫌だ。
と、最初は思うかもしれません。

しかし、家の至る所に設置してあれば、ベッドの上で寛ぐようになります。
猫の様子をよく観察し、1番寝ている事が多いベッドを再購入て、避難用のクレートの中に設置してあげましょう。

クレートの中にお気に入りのベッドを入れる

犬と異なり、猫は基本的に飼い主と一緒にお出かけもせず、お出かけも好みません。

お出かけをしない猫にとって、クレートの移動には慣れておらず、長時間クレートの中にいることにストレスを感じます。
クレートトレーニングを、猫で行うのはトレーナーなどのプロでも難しい事です。

そのため、クレートの中でストレスを少しでも緩和させるために、普段から使っているお気に入りのベッドを入れてあげる必要があります。
それでも、ストレスを感じないわけではありません。

あまりにも暴れる場合は、爪を引っ掛けて怪我をする危険性もあるので、その場合は動物病院に相談しましょう。

マイクロチップの挿入

愛猫にマイクロチップは挿入されていますか?

猫にマイクロチップ?!
と、思う人も多いと思いますが、マイクロチップは、個体識別番号ですので、何かあった時のために挿入しておくことはとても重要です。

住所や名前、連絡先などの情報データが入った、言葉が話せない猫にとっては住民票のようなものになります。
また、首輪やハーネスなどを付けない猫は、迷子になってしまうと、なかなか見つからず愛猫にとっても飼い主にとっても悲しいことになります。

マイクロチップの電波をリーダーと呼ばれる機械で読み取ります。
リーダーは、全国の動物病院、動物愛護センター(保健所)などには配備されています。

愛猫のグッズの準備

療法食・薬

病気の猫の場合は、必需品になります。

フード・水

1週間分以上と考えた方が良いでしょう。
人の食べ物は、避難所に配給されますが、ペット用のキャットフードは配給されません。

用意していない場合は、人の味があまり付いていない食べ物をあげることになりますが、猫は基本肉食ですので、栄養が十分に取れません。

フードボウル2つ(食器)

フードを食べる時、水を飲む時に必要になります。
シリコンタイプの折りたためるコンパクトなボウルもあります。

おやつ

フードがなくなった場合や、ストレスや緊張、不安からフードを食べなくなる場合もあります。
ただ、おやつであれば、嗜好性が高く食べる場合もあるので、準備しておきましょう。

愛猫の写真・愛猫と飼い主が写っている写真

もし、愛猫が迷子になってしまった時に探す写真として必要になります。
愛猫が見つかった場合、飼い主である確認用として、愛猫と一緒に写っている写真も持ち歩くと良いです。

簡易トイレ

簡単に段ボールなどで組み立てられる愛猫のトイレとして重要性が高いものです。

避難所では、犬と異なり、屋外にトイレには出してあげられない状況になります。
少し多めに準備をしましょう。

トイレ処理袋

排泄物の処理の袋として処理袋は、1週間分は用意しておきましょう。

バスタオル・ハンドタオル・ブランケット

興奮状態になってしまっている場合は、タオルでクレートを覆ってあげると視界が見えなくなることで、落ち着く場合もあります。
また、ブランケットは、寒い時にも使えるので用意しておきましょう。

ブラシ

猫はストレスから体を舐めてしまい、毛が口の中に沢山入り、飲み込んでしまうと、毛球症になる危険もあります。
こまめにブラッシングをして、抜け毛を取ってあげましょう。

各種ワクチン証明書

混合ワクチン接種証明書は、何か災害があった時に避難所へ行く場合やペットホテルに預ける場合も必要となります。

愛猫の健康状態把握帳

手帳のようなものに既往症、健康状態や、かかりつけの動物病院などの情報を記入しておくと良いです。

ペットの同行避難所と同伴避難所の違いとは?

同行避難所と同伴避難所、どちらも愛猫と一緒に避難することは出来ます。
しかし、それぞれの避難所に大きな違いがあるのです。

愛猫のためを想い、どちらを優先するか事前に考えておく必要があります。

同行避難所

自然災害が起きた場合(地震など)、愛猫と飼い主が安全な避難所へ避難することが出来ます。

しかし、同行避難所では愛猫を連れて避難することはできますが、避難所で愛猫と一緒に同じ空間で避難生活を過ごせるわけではありません。
愛猫が過ごす避難所と飼い主が過ごす避難所が別になっている場合が多くあります。

また、同じ空間にいる事が可能でも、愛猫はクレートから出すことができない避難所もあります。

同伴避難所

自然災害が起きた場合(地震など)、愛猫と飼い主が安全な避難所へ避難することが出来まるまでは、同行避難所と同じです。

同伴避難所は、避難後、避難所で一緒に生活ができるのです。
そのため、クレートに入れる必要がない、夜だけクレートに入れる。
などになりますが、愛猫にとってはそれでもストレスで同伴避難所から逃げようとする猫は多い為、首輪とリードは必要になります。

クレートから出すときは、愛猫が逃げてしまわないように命綱をつけましょう。
同伴避難所は、とても少ないので事前の確認が必要となります。

家の近隣にペット同伴避難が可能かどうか、調べておくと安心です。

避難場所で気を付ける事

愛猫と一緒に避難した後に、気を付けるべきポイントです。

抜け毛

普段は抜け毛が少なくとも、ストレスでも毛が沢山抜ける事があります。

クレートの上にタオルをかけて、抜け毛が周りに飛び散らないようにする、などの工夫をして、猫やペットを飼っていない人にも迷惑をかけないように気を付けましょう。

におい

愛猫のトイレ(うんち、おしっこ)などは、におってしまいます。
トイレをした場合は、すぐに片づけてにおいが周りに漏れないような配慮が必要です。

まとめ

7年前の3月11日以来、毎年地震について特集していますが、人が避難できる環境が整っていたとしても、愛猫を守れるのは飼い主であるあなただけです。