昨今、猫カフェなどの影響もあり猫ブームとなっています。やはり、時折猫に会いに行くより自分で飼ってみたいと思う方も大勢いると思います。飼うにあたりいくつか問題もあります。その一つにあげられるのが猫の排泄物です。
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猫ちゃんの排泄物処理、どうしてますか?
屋内で猫を飼う際には多くの場合猫用トイレを用意していると思います。
猫用トイレと聞くと連想するのが、プラスチック製の容器とそこに撒いておくトイレ用の砂です。
最近では、トイレ砂は様々な商品がペットショップやホームセンターなどで販売しています。どのメーカーも排泄物をしっかりまとめてくれて、排泄物特有の匂いも抑えてくれています。とても便利な時代になっています。
しかしながら、ここに一つ問題があります。固まった排泄物をどうやって処理をしたらいいのかということです。
トイレ用の砂を販売しているメーカーも様々に説明書をしてくれています。トイレで流せるとか各自治体の指定のゴミとして出すなどです。
猫ちゃんの排泄物はトイレに流してはいけなかった!
猫ちゃんの排泄物、実はトイレに流していけなかったのです。トイレ用の砂が流して良いものでもNGです。
その理由の一つにはトイレや下水道は人間の排泄物を対象として設計されているためだそうです。
実は、猫の糞は人間の便よりも溶けにくいのだそうです。溶けにくいためトイレのつまりを起こすことも考えられるそうです。
また、下水処理も人間の便を対象としたバクテリアを使用します。調べたところこのバクテリアは猫の糞には適さないとのことです。東京都の下水道局に問い合わせた結果も、ペットの糞は流さないでほしいとの見解でした。
ペットのフンは燃えるゴミはグレーゾーン?
猫の排泄物をトイレに流せないとなると、ゴミとして処分する方法になります。ですがこれも注意が必要です。自治体によってはペットの排泄物を燃えるゴミとして出すことを禁止している地域もあります。
最近では、ペットの糞を処理してくれる装置が販売されているそうです。従来の生ゴミ処理機では排泄物の特有の匂いや肥料にする過程での腐敗臭が漏れたりもあるようです。
ペットの排泄物専用の処理機械ですと掃除やメンテナンスも簡単で、運用できるようです。やはり燃えるゴミとしてはグレーゾーンのペットの排泄物は各自で処理した方が良さそうです。
東京23区ごとにルールが違うのでちゃんと確認して処分しよう
東京23区でのペット排泄物の処理ですが、調べてみると様々な見解があるようです。自治体によってはトイレで流してもよいところもあるようですし、また燃えるゴミとしては出してはいけないところもあるようです。
それぞれがお住いの地域にあったペットの排泄物処理を考えてみるのもペットを飼う上で飼い主が考えなくてはいけないことの1つです。
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