犬に寄生するマダニに要注意!重症化する前にケアしましょう

「マダニ」というダニをご存知ですか? マダニは犬に寄生するのですが、放っておくと犬が亡くなってしまう可能性がある、危険な病気を持っていると言われています。マダニに寄生されるとどのような病気になるのか?どこで寄生するのか?どう対処すれば良いのか?についてご紹介します。


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マダニによる病気

通常、犬に寄生するダニはいくつかあるのですが、大概はかゆみを感じるぐらいで気にする必要はありません。

しかし、マダニは別です。

マダニは犬にとって非常に危険な病気の原因となります。

その病気には大きく2つあり、「バベシア病」と「ライム病」です。

バベシア病は食欲がなくなったり、発熱したり、また貧血や黄疸などになります。

放っておくと、悪い症状が広がっていくので、最終的には死んでしまう可能性もあるそうです。

ライム病は歩けなくなったり、関節炎になります。

また、発熱やけいれんなどの症状もあるそうです。

ライム病も死を招く可能性のある病気です。

犬の命をうばう危険性を持つマダニ、日頃からマダニの生息する場所には行かないなど、気をつける必要があります。

どうやってマダニは寄生するか

マダニは家の中や街の中にはおらず、主に犬の散歩中に寄生するケースが多いと言われています。

散歩中でいうと、草むらなどに多く生息しているので、注意しましょう。

犬と一緒にハイキングなどに行った山の中にもいます。

あまり人には寄生しませんが、犬には寄生し大変危険です。

少しでも触れると、マダニはすぐに皮膚に吸い付き、血液を吸収しながら寄生します。

なるべく草むらには行かせないようにしたりするなど、散歩には気をつけてあげましょう。

散歩が終わって家に帰ってきたら、マダニが体に付いていないか確認してあげてください。

マダニはわりと大きいので、人の目でも見つけることができます。

マダニの対処方法

もし犬にマダニが寄生していたら、どうしたら良いでしょうか?

飼い主さんはなるべく早くマダニを取ってあげましょう。

自分でも取ることはできますし、動物病院などで取ってもらうこともできます。

マダニは血を吸うと体が大きくなり、すぐに分かります。

マダニが多く犬に付着していると、血を吸われ、貧血状態になる犬もいるといいます。

動物病院ではなく自分で取る場合は、アルコールを使います。

脱脂綿などにつけて、マダニがいるところに当て、1つ1つ除去していきましょう。

確実に除去したい場合は、動物病院で取ってもらうことをお勧めします。

また日頃からマダニを駆除する薬をつけてあげることで、予防することができます。

マダニを駆除するための薬は動物病院などで購入することができます。

まとめ

マダニに感染すると命にも関わる病気になるので、日頃からの予防が大切です。

散歩の際は気をつけてあげる必要がありますが、どうしても犬が草むらなどに行きたがったら、その後は十分にマダニチェックをしてあげましょう。

普段から体をなでる時には、マダニや病気のチェックを欠かさずしてあげてください。

もし犬の様子がいつもと違うなと感じたら、すぐに動物病院に連れて行きましょう。

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