お祈りポーズとは、その名の通り何かにお祈りするような格好ですが、このポーズを見かけたら飼い主さんは注意しないといけません。 犬は基本的に無意味な動きをせず、全ての行動に何らかの意味があるからです。言葉を交わせないからこそ、動きで異変を察知してあげましょう。
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質の悪い食品による腹痛の可能性
人間が消費期限切れの食品を口にした時に下痢や腹痛に悩まされるように、犬も不衛生な食事をすると腹痛になります。
例えばエサの管理が不適切で腐っていたり、カビが生えているなどすると具合が悪くなる可能性があります。
もしお祈りポーズをしていたら、病気の可能性がありますが、腹痛の可能性もあります。
そのため、与えているエサの状態を確認することも大切です。
冷蔵庫に保管してあるからと言って何カ月も放置したエサを与えるなど、飼い主さんの慢心のせいで、大切な犬を傷つけてしまう場合があります。
犬は嗅覚が鋭いので、食べる前に気付けば良いですが、必ず気付くとは限りません。
飼い主さんがエサの管理をしっかりと行うことで、腹痛は未然に防ぐことができます。
与えてはいけない物を与えていないか
人間は毒や衛生状態に注意すれば基本的に何を食べても問題ありませんが、犬には食べてはいけないものがあります。
その種類は多く、例えば玉ねぎやチョコレートなどがあげられます。
人間が日常的に食事やおやつで食べるようなものも、犬にとっては危険な食べ物なので、誤って食べてしまわないよう、注意しなければいけません。
食べてはいけないものを食べてしまうと、食品によって様々ですが消化できないなど内臓のトラブルをまねきます。
時間の経過と共に状態が良くなる場合もありますが、深刻な症状になってしまう可能性もあります。
このような場合にも、不調を訴えるためにお祈りポーズをする場合があります。
肥満が原因で患っているかも
人間もそうですが、犬も肥満は万病の元です。
可愛いからといっておやつを与え過ぎたり、食事量が不適切だと肥満になってしまいます。
また、食事が適切でも全く散歩をさせないと太ってしまいます。
肥満になると、急性膵炎や尿管結石など大きな病気に繋がる可能性があります。
特に急性膵炎は犬に多く見られる病気で、高齢犬になればなるほどリスクが高くなります。
犬用のエサだけを食べている場合は、量に注意すれば問題が発生する確率が低いものの、人間の食事を定期的に与えている場合は危険です。
犬に危険な食べ物はもちろんですが、天ぷらなど人間の内臓に負担のかかる食べ物を与えるのは避けましょう。
まとめ
犬が食事によって体調を崩すか否かは、飼い主さんの食事管理にかかっていると言っても過言ではありません。
無知のまま食事を与えるのではなく、ある程度知識を身に付けてから食事を与えた方が良いでしょう。
犬も大切な家族です。健康で長生きできるようにしっかりとサポートしてあげましょう。
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