ワンちゃんの中には、あまり水を飲まない子がいます。 一般的に健康なワンちゃんは、運動後や食事の後など、体が自然と水分を欲するため自然に水を飲んでくれます。 今回のコラムでは、水を飲まない原因や飲ませ方についてご紹介します。
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ワンちゃんが水を飲まない理由とは?
水を飲みすぎるのも何らかの原因がありますが、水を飲まないのにも理由があります。
自由に排泄できない
室内で飼っているワンちゃんに多いのが、部屋の中でトイレがないケースです。
お散歩の時だけしかトイレができないワンちゃんは、お散歩まで排泄を我慢しているので、水を飲まなくなります。
夏バテ
夏に直射日光を長時間浴びたり、暑い日にずっと外にいたりすると、夏バテになってしまい、食欲とともに水を飲む量が減ってしまいます。
水を飲まないとどんな問題がある?
水をあまり飲まないワンちゃんにとって、水分が足りないことで体に異常が起きてしまうケースがあります。
体内の老廃物が排出されず、滞りがちになる
犬にとって水分は、体内を綺麗にするために、とても大切です。
脱水症状が起きる
嘔吐や下痢を繰り返します。無気力や、呼びかけても反応がないと脱水症状の可能性があります。
結石ができてしまったり、腎臓に関わる病気になりやすくなる
尿路に結石ができて、尿が出なくなると腎臓にダメージを与えます。重症化すると腎臓が動かなくなり「尿毒症」という病気にかかってしまいます。
膀胱炎になりやすくなる
結石によって膀胱炎になってしまうケースがほとんどです。
血尿が出たり、食欲不振などの場合は病院へ連れて行ってあげましょう。
お水を飲ませる方法!
水分が不足しているかを知る方法で、尿が濃い黄色の場合は、摂取する水分量が不足していると考えられます。
屋内での排泄を禁止している場合は、トイレをずっと我慢しているので水を飲まなくなってしまいます。
屋内でいつでもトイレができるようにしてあげましょう。
また、古い水は飲まないものです、こまめに新しいお水に変えることで飲むようになるケースがあります。
果物が好きなワンちゃんであれば、リンゴやミカンなどの汁を少し混ぜてあげると飲むことがあります。
まとめ
ワンちゃんの水嫌いは、病気の原因にもなってしまうため、飼い主さんはお水を飲めるように工夫してあげることが必要です。
室内犬は、室内のトイレを我慢させていると、水嫌いの原因になることが多いため、屋内でもトイレを設置してあげましょう。
大切な家族だからこそ病気にならないよう、気を配ってあげることが大切です。
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