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まだまだ続く残暑から大切なワンちゃんの足を守ろう!
- 2017年08月16日
- ペットの健康
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先日コチラでお伝えした「#わんタッチ」の紹介動画となります。
「わんタッチ」とは?
docdogが推進する「#わんタッチ」とは、夏のおさんぽ前に、飼い主が⼿の甲(⼿のひらより温度を感じやすい)で地⾯を5秒間タッチして、地表⾯の熱さを確認するアクションです。
⼿の甲が熱いと感じたら、その時間帯のおさんぽを控えることで、⽝の⾁球⽕傷を未然に防ぐことができます。docdogの独⾃調査によると、夏のアスファルトの地表⾯温度は約65度(※1)まで上昇し、気温が下がった⼣⽅になっても、⽇中に吸収し続けた熱を保持しているため(※2)⽇が沈んだ後でもアスファルトの地表⾯は熱がこもったままの状態です。
また、43度以上の地⾯温度は低温⽕傷を引き起こすリスク(※3)があるため、気温や時間帯のみで安全性を判断するのではなく、おさんぽ前に地表⾯温度を確かめることで、⾁球⽕傷を負ってしまうリスクを低減させることが⽬的です。また、熱中症対策として⽝の⾝体を守るためにも有効であると考えられます。
docdogでは、⽝の⾁球の⽕傷を少しでも減らすべく、⼿の甲を地⾯に5秒間当てることで地表⾯温度を確認する「#わんタッチ」を、夏のおさんぽ前の“新習慣”として全国の飼い主に向けて発信しています。
※1:2017年7⽉、docdogによる独⾃調査(東京都港区での計測)
※2:Berens,J.J.(1970). Thermal contact burns from streets and ighways.Jama,214(11),2025-2027.
※3:⼀般的に、動物の⽪膚が1時間以内の曝露で低温やけどを引き起こす温度は43度程度(Suzuki et al. 1991)であり、30分から1時間程度おさんぽした場合に⾁球⽕傷リスクがあると仮定した。
広がる「#わんタッチ」の輪、共感の声続々!
7⽉28⽇の「#わんタッチ」プロジェクト開始⽇から、InstagramやTwitter等のSNSで「#わんタッチ」のハッシュタグ(SNS上でのキーワード)をつけた、多くの投稿をいただいています。
プロジェクト開始から、約10⽇間で40万⼈超のユーザーにこれらの投稿は広がり、「#わんタッチ」プロジェクトはおさんぽ前の新習慣として着実に浸透し始めています。
愛⽝家から続々と寄せられている共感の声の⼀部をご紹介いたします。
「私もおさんぽ前に、わんタッチをやるようにしました」「#わんタッチやってるよ!絶対必要だよ」「愛⽝の為に絶対やらなきゃだめ」「分かってても今まで地⾯触ってなかった...これからは#わんタッチします」など、おさんぽ前に「#わんタッチ」する輪が続々と広がっております。
docdog lab.獣医師からのコメント
今年も猛暑の季節がやって参りました。皆さんご存知の通り体温調節が苦⼿な⽝にとって、夏の暑さは⼤敵です。
愛⽝の熱中症対策はもちろんですが、⾜元にも注意を払っておくことが必要です。
我々が⽣活している環境においては、地⾯の⼤部分が⽇差しによる熱を吸収しやすく、また蓄熱しやすい、アスファルトやコンクリートによって覆われています。
そのため、今回の調査からわかるように夏季の地表⾯温度は60度以上にも達します。ここで、注⽬すべきなのは外気温と地表⾯温度の差です。
普段素⾜で外を歩くことのない我々が、地⾯の温度を気にすることはほとんどありません。しかし、愛⽝との外出の際には、我々が体感で得られる“暑さ”以外に⾜元の温度も気にしていただきたいのです。
体感的に多少涼しさを感じてくる⼣⽅頃であっても、⽇中の暑さによっては地⾯はまだ⼗分に熱を持っていることも考えられるからです。また、⾁球の⽕傷に⾄らなくても⾜裏に熱さを感じることで愛⽝がストレスを感じる要因にもなります。
「#わんタッチ」は誰でも簡単にすぐにできる、愛⽝への思いやり運動です。
散歩前や、散歩中に愛⽝が⽇陰等の涼しい場所でうずくまる、⽇なたでは速⾜になるなどの様⼦が⾒られたときにはぜひ地⾯の温度を触って確認してみてくださいね。(docdog所属獣医師御神村友樹先⽣)
ペットタイムズより
ペットは私たちにとってかけがえのない家族です。
人と犬は違う生き物である以上、人間に合わせた世界で生きていく上で様々な障害があります。夏のアスファルトもその例に漏れることはありません。
夏の熱さから大切な家族の身を守るための、お散歩前の#わんタッチ、ペットオーナーの間でもっと広く認知されることを願って止みません。
・特設サイト docdog(公式HP)
https://onetouch.docdog.jp/
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