犬用のベッドが沢山販売されていますが、実際は犬にベッドは必要なのでしょうか? 外飼いの犬は、犬小屋だし屋内でもいらないのでは?そんな疑問を持っている人も多いかもしれません。 犬用ベッドが必要な理由や、選び方のコツについてご紹介します。
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犬にベッドが必要な理由とは
犬は縄張り意識が強く、室内飼いでも自分の居場所が必要な生き物です。
犬用ベッドを置いてあげることで、居場所ができ、自分の臭いで安心して眠ることができます。
成犬であればフローリングで寝ていても体に負担はかかりませんが、老犬になると硬い床で寝るのは体に負担がかかるので、犬用ベッドで体への負担を軽減させてあげましょう。
犬種によっては毛が薄く、寒さに弱い犬もいるため、ベッドで寒さから体を守ることにもなります。
保温性の高い素材や涼感性のある素材など、季節に合ったさまざまなタイプのベッドが販売されています。
季節に応じてベッドを替えることで、愛犬の健康管理もできるのです。
犬用ベッドの種類
犬用のベッドが大きすぎたり、小さすぎても快適ではありません。
サイズに合っているものを選ぶことは当然ですが、選ぶ前に事前知識として知っておきたいベッドの種類をご紹介します。
犬用ベッドは、マットタイプとカドラー、そしてすっぽり入ることができるドーム型があります。
一般的に犬のベッドと呼ばれているものがカドラーです。
カドラーにも、円形型や四角形のものがあり、自宅のインテリアに合わせることもできます。
これらのタイプの中でどの形が良いのかを考え、心地よく過ごせるベッドを購入してあげましょう。
マットタイプ
マットタイプは、四方に何もないフラットタイプで、ケージやサークル、クレートに置くのに適しています。
カドラー
カドラーはサイドと背面の立ち上がった部分が枕の役割にもなるため「抱き抱える」という意味も含まれています。
ドーム型
ドーム型はすっぽり入れる穴のような形状で、犬小屋に近い形をしています。四方を囲まれているので安心感があるそうです。
犬のストレスを軽減する役割も
ベッドは、犬のストレスを軽減する役割もあります。
これは犬の縄張り意識に関係していることです。
犬は部屋が広ければ広いほど、縄張りとして守ろうとする習性をもっています。
広い室内での放し飼いは、開放的で良いと思う飼い主さんも多いですが、守る範囲が広い分、犬にとってストレスになることもあるのです。
専用のベッドを置くことで、眠っている間はストレスから解放されます。
ただし、ベッドを用意するだけでなく、置く場所も重要です。
来客など人の出入りが多い場所を避け、温度差が少ない場所を選んであげましょう。
犬のベッドがあれば飼い主さんにとっても快適
犬に専用のベッドを与えることは、飼い主さんにとっても快適です。
自分のベッドがあれば、飼い主さんのベッドやソファーで寝ることも少なくなります。
しつけ方次第では、飼い主さんとベッドやソファーを共有しなくなり、抜け毛が散乱することも防げます。
犬用のベッドを定期的に掃除する程度で部屋がキレイになれば、飼い主さんも快適に暮らしやすくなるのではないでしょうか。
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