犬をはじめとした動物は、地震が予知できると聞いたことはありませんか?
地震の前にナマズが動く。
などは有名な話ですよね。
身近にいる動物の中でも人と密に接している犬はどうなのでしょうか?
メイン写真:わんにゃんフォトコンテスト はなちゃん
犬は地震が予知できる?!
犬は、大地震などの震度5以上の地震が予知できると考えられています。
それは、地震の前に発生する電磁波に関係しているといわれています。
2010年に発生した震度6.5以上の地震を予知した犬
落ち着いて寛いでいましたが、急に飛び起き走っていきました。
そのあとに、急激な揺れが襲ったことが分かります。
地震が発生する前の犬の行動
・急に吠える
・落ち着きがなくなりそわそわする
・遠吠えをする(犬種による)
・怯えるように震えはじめる
・興奮状態が続く
・部屋の中を走り回る
・飼い主に異様に甘える
・唸る
リラックスして寝ていたはずの愛犬が急に吠え始める、遠吠えをする、いきなりそわそわし始めて怯え始める。
など、通常ではしないはずの行動が見られます。
どんな犬種が地震を予知しやすいの?
野生で暮らしていた狼の遺伝子に近い犬種が地震を予知しやすいと言われています。
見た目からシベリアンハスキーをイメージする方も多いのではないでしょうか?!
いえいえ、1番狼の遺伝子に近い犬は、私たちの身近にいる人気犬種ですよ。
狼の遺伝子に近い犬種
・柴犬
・チャウチャウ
・秋田犬
・アラスカンマラミュート
・バセンジー
・シベリアンハスキー
・サモエド
・シャーペイ
・ペキニーズ
・サルーキ
・アフガンハウンド
え!?嘘でしょ!
と、思う人も多いのではないでしょうか。
意外なことに1番狼に近い遺伝子を持つ犬は、身近にいる柴犬なのです!
これらの犬種は、震度4ぐらいから地震予知をすることがあり、激しく興奮した様子が見られる、と実験で判明しています。
地震が発生した時に愛犬を守る為には
愛犬が地震予知をして教えてくれていたとしても、防ぐことが出来ない地震。
では、実際に地震が発生してしまったときには、愛犬をどこに避難させるべきでしょうか?
ほとんどの飼い主さんが愛犬を守るべく、抱っこをしてしまうと思います。
実は、その抱っこが1番危険なのです。
飼い主さん自身も身を守らなくてはいけない。
でも愛犬の命も同じぐらい大切!
と、お互い逃げ遅れてしまうことになります。
また、飼い主さんの恐怖と動揺が愛犬に伝わってしまい、普段であれば大人しく抱っこされているはずなのに、普段と違う様子を感じ取り愛犬も恐怖で大人しく抱っこされていないこともあります。
1番安全な場所はハードクレートの中
地震が発生したら、すぐに愛犬をハードクレートの中に入れましょう。
地震で、家の家具が落ちたとしてもハードクレートの中であれば安全です。
地震の揺れが収まったら愛犬が入っているハードクレートから出さず、ハードクレートごと一緒に避難しましょう。
事前にクレートトレーニングをしておくと、愛犬にとってもストレスが少ないですね。
まとめ
関西の大地震で、愛犬や愛猫が行方不明になってしまった方もいると思います。
迷子になってしまった時は、以外と自宅付近で怯えて動けなくなっている場合もありますので、自宅周辺の捜索を中心に行いましょう。
いつ起こるか分からない自然災害だからこそ、万が一を考えて備えておきたいですね。
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