ワンちゃんは成長に合わせて必要な栄養素や食事の量が変わります。 また、健康状態や食欲がない時に合わせた食事など、ワンちゃんの体に応じた食事も必要です。 子犬からシニアまで、月齢や年齢に合わせた適切な食事で健康管理をしてあげましょう。
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1歳未満の食事で大切なこととは?
成長期のワンちゃんは、必要な栄養素をバランスよくしっかり摂ることが大切です。
ワンちゃんが家庭に迎えられるのは早くても月齢1ヶ月~3ヶ月といった時期が多く、ちょうど離乳食が必要な時期に当たります。
離乳食はドライフードをお湯でふやかして与えるのが一般的です。
この離乳食は月齢6ヶ月ぐらいまで続けますが、この時期に少しずつ通常のドライフードに慣れさせていきます。
ちょうど歯の生え変わりのタイミングでもあるので、ドライフードとふやかしたフードの量を調整しながら、上手に切り替えてあげましょう。
1歳からは成犬用のフード、1歳未満は成長に大切な栄養素を離乳食でしっかり摂れるような食事内容にしてあげてください。
成犬になったらきをつけること
1歳を過ぎたら成犬用の食事に切り替えます。
ここで大切なのは、去勢や避妊手術をした時の食事です。
去勢や避妊手術をした犬は肥満になる傾向があるので、成長を促す栄養素をそのまま与えてしまうと太ってしまいます。
去勢と避妊手術をした犬専用のフードがあるのでそれを選ぶようにしましょう。
また、アレルギー体質の犬や疾患を抱えた犬など、体調に合わせたフードもいろいろと販売されています。
特にアレルギーは食べ物が原因で症状が悪化することも多いので、気をつけてあげましょう。
気になるアレルギー症状が見られたら、動物病院へ行き相談をして食事内容を決めると安心です。
シニア犬になったら考えたい食事は?
シニアといわれるのは基本的に7歳を過ぎてからです。
ただ、7歳になったからといって、必ずしもこの年齢で食事を替える必要はありません。
8歳や9歳になっても成犬同様に元気な犬はいますので、個体差はありますが、フードの切り替えは10歳を過ぎてからでも十分です。
通常の食事をいきなり7歳の誕生日から切り替えてしまうと、栄養を摂り過ぎてしまい肥満になることがあります。
そのため、全てのシニア犬に対して気をつけてあげたいのは、不足しがちなコラーゲンや免疫力を上げる食事を心がけることです。
おやつや補助食品を使って、様子をみながら少しずつ与えるのが良いでしょう。
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