一昔前のテレビCMがキッカケでチワワが大流行しました。 小さいつぶらな瞳がとてもかわいいチワワですが気が強く、噛み癖がなかなか治らず手を焼いている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 チワワの噛み癖を治すにはどうしたら良いのか?ご紹介します。
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チワワの噛み癖の原因は?
チワワに限らずワンちゃんは基本的に噛みつく動物です。しかし、一般的には噛む力も加減を覚えてくるようになります。
ワンちゃんは生後3週間~2ヵ月の時期は、社会化期と呼ばれる期間がありますが、この期間を兄弟や母犬と一緒に過ごすことで、犬社会のルールを覚えます。
この期間中に兄弟件とじゃれあったりすることで「噛む力加減」を覚えていきます。
よくペットショップで生後数週間のうちにショーケースに1人で入れられているワンちゃんを見かけますが、そのような場合、社会化期を1人で過ごすようになりますので、噛む力加減がわからないワンちゃんが多くみられます。
甘噛みは放っておくと危険!
ワンちゃんは、幼いうちは遊んでいるときに甘噛みをよくしてくる子もいらっしゃいます。
けがをする程でもないのであまり気にされない方もいらっしゃいますが、小さいうちに直しておかないと傷になるほどの本気噛みになってしまう事もありますので甘噛みのうちにしつけさせるようにする事も大切です。
しかし子犬は周囲の物すべてに興味を示し、噛んで確認します。
また、子犬の時期には乳歯から永久歯に生え変わる時期で、歯がむず痒い時期でもあります。
「なんでも噛んじゃダメ」としつけるのではなく「人の手は噛んじゃダメ」としつけるようにしましょう。
噛み癖をしつけで治すには?
甘噛みをされた時に、痛くなくても「痛い!」と叫んでみましょう。
犬社会のしつけでは、母犬が子犬を怒る時、子犬の口を噛んで低い声で唸るようにしてしつけます。低い声は「怒られた」と認識するので甘噛みで悩んでいる飼い主さんは是非実践してみてください。
逆に高い声を出してしまうと、喜んでしまったり興奮したりしてしまいますので逆効果になってしまいます。
まとめ
ペットショップで売られているワンちゃんは、社会化期を1人で過ごすことも多く、犬社会のルールを知らずに飼い主さんとの生活が始まる事が多いです。
何にでも興味を示したり、歯が痒いなどの理由で甘噛みをしますが、本気噛みになる前にしつけておきましょう。
また、大人になってからの本気噛みが治らない場合は、しつけ教室やドッグトレーナーに相談するようにしましょう。
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