犬に社会性を身につけるためには

近年になって、犬の社会性は大切、飼い主が進んで教えなくてはいけない。
社会性が整っていないと、飼い主と一緒に暮らしていく上で困ることが起こる。
などと、耳にしたことはありませんか?
そもそも、犬の社会性とは何でしょうか?

犬の社会性が大切な理由

犬の社会性が整える場があまり用意されていない日本の現状、どうやって社会性を教えれば良いのでしょうか。
社会性を教えるためのコツと、教えなければならない理由をご紹介します。

パピーパーティーに参加しよう

1番身近で、かつ簡単なものだと、パピーパーティーに参加することではないでしょうか?
パピーパーティーとは、生後半年未満の子犬たちが社会性を勉強するために遊び回るためだけのものです。
特別なトレーニングは必要としません。

子犬同士がじゃれあったり、噛み付きあったりすることで、力の加減を覚えていきます。
他の犬が遊ぶ様子を見ながら、他の犬の接し方を子犬自ら学習していきます。

突然の物音や、騒音を含む生活音に慣れよう

子犬は、免疫力がまだ備わっていないため3回のワクチン接種が済むまで、散歩はだめ。常識のように言われていますよね。
1番大切な時期、なんでも吸収ができる「社会化期」を家の中やペットショップで過ごすのです。
勿体なくないですか?!
お散歩に出かけられないのであれば、子犬を抱っこして、外を歩いてあげてください。

車が走る道路沿いを歩く、電車の踏切の音を聞かせてあげる。子犬の興味と吸収力は凄まじいものです。
「社会化期」では、恐怖より興味が強く、何を見てもどんな音を聞いても恐怖より、興味が勝るといわれています。

3回目のワクチン接種が済んでいないのに連れ出すのは、怖い。
という人は、家でリラックスしている時にテレビやYouTubeなどを使用し、様々な生活騒音を犬に聞かせてください。
トラックやバスの音、クラクションの音、電車の音、踏切の音などを部屋の中で聞かせることで、外に出た時もたまに家の中で聞こえる音だから何も怖くない♪
と、犬に認識させることが大切です。

成犬の場合も同じです。成犬の場合は、部屋からはじめると良いでしょう。
家でリラックスしている最中に様々な音を聞かせてあげてください。
最初は、小さい音からスタートし、慣れてきたら犬の耳にはうるさいかな?という音でつけたり消したりを繰り返してください。
安心できる家で行うことがポイントです。

子どもからお年寄り、子犬から老犬まで上手に触れ合うことが出来る犬になろう

どんな人や犬でも上手に付き合うことが出来るようになるためには、子犬に沢山色んな人に会わせることが大切です。
知人や知人の子どもに協力をして貰い、子犬を抱っこしてもらう。おやつをもらう。などを実践してください。
普段食べているフードやおやつを知人や子どもからもらう事により、飼い主意外の人にもフレンドリーな犬になります。

可能であれば、お散歩している最中に犬に興味を示し、触ってくれる人に犬おやつを渡して、犬におやつをあげてもらいましょう。
外でも様々な人と触れ合うことで、見知らぬ人でも怖くない。という恐怖心を取り除いてあげましょう。

特に子犬の頃は、沢山の人や犬に会うことはとても大切です。
近年では、ドッグランは社会性が学べる場所とも言われていますよね。

人に対して吠えない犬になるために

犬はなぜ吠えるのでしょうか?
本来、吠える必要はないのに、飼い主が吠えさせてしまっているのではないでしょうか?

犬が吠えた時に、飼い主が犬に反応してしまうと、犬は吠えることが正しい。と誤学習してしまいます。

1回でも吠えたらどうすれば良いのでしょうか?
叱ったりしてはいけません。徹底的に無視をすることが大切です。
遊んでいる最中に吠えた場合には、すぐに遊びの手を止め犬に背中を向けて無視をしてください。

家にいる時に「ピンポーン」のチャイムが鳴った時も同様です。
ついつい、犬に「だめっ!こらっ!」と声を掛けてしまう人は多いようですが、ひたすら無視をしてください。

犬は、飼い主に無視され続けることが1番辛く、吠えた事で無視をされることが数回続けば学習します。
吠える事で、飼い主に無視をされるのであれば、吠えない方が良いと犬に思わせてください。

問題行動を起こさない犬になるには

問題行動とは、甘噛み、いたずら、上記にあげた行動(無駄吠え)などです。
沢山愛情を注いで、沢山可愛がってあげてください。それだけです。

問題行動を起こす犬は、日常に不満を抱えている犬が多く、ストレスを発散するために噛む、いたずらすると言われています。

問題行動を起こし、叱る前に考えてみましょう。
お散歩は充分に行ってあげていますか?
お留守番中に退屈しないようにおもちゃなどは用意されていますか?
帰宅した時には、沢山構ってあげていますか?
犬を可愛がっていますか?
家に来たばかりの子犬の時だけ可愛がって、今は家族全員で面倒を見ていない。なんてこともあるのではないでしょうか?

もし、それでも問題行動を起こしてしまった時や、いたずらをしていた時、犬を叱るのではなく、いたずらをしていた物に対して叱ってください。
カーテンを齧っていた場合は、カーテンを叱る。
机を齧っていた場合は、机を叱る。
対象物を叱ることで、犬は対象物に近寄らなくなります。

まとめ

犬の社会性について、いかがでしたでしょうか?

犬という生き物は、人の1番の友達と言われていますが、飼い主の鏡とも言われています。
犬は正直なあまり、見たもの、感じたもの、全てを学習していきます。
犬がどんな性格になるかは飼い主次第です。

社会性を教えていないばかりに、犬が恐怖を感じ、攻撃的になってしまうことも少なくありません。
犬と楽しく生活する為には、社会性はとても大切です。