犬の社会性が大切な理由

近年になって、犬の社会性は大切、飼い主が進んで教えなくてはいけない。
社会性が整っていないと、飼い主と一緒に暮らしていく上で困ることが起こる。
などと、耳にしたことはありませんか?

そもそも、犬の社会性とは何でしょうか?

犬の社会性とは?

犬と人が一緒に暮らしていくうえで、人間社会の決まりを犬に覚えてもらうこと、
やってはいけないことがトレーニングとは別に備わっていること、
とも言えます。

・突然の物音や、街中にある騒音などの生活音にも慣れて動じないこと
・子どもからお年寄り、子犬から老犬まで上手に触れ合い、付き合うことが出来ること
・人に対して延々と吠え続ける、威嚇する、などの絶対にやってはいけないことが分かっていること
・飼い主と離れている間、問題行動を起こさない事

上記が社会性の整っている犬の全てとも言えます。
あなたの愛犬は、どうでしょうか?

突然の物音や、街中にある騒音などの生活音にも慣れて動じないこと

電車が通った時にビックリして突然走り出そうとしたり、飼い主さんに抱っこを求めたりすることはませんか?
お散歩中に車のクラクションが聞こえてきても、驚いたりせずにそのままお散歩を続けられますか?
電車や新幹線に乗った時に、不安になって「キュンキュン」鼻を鳴らしてしまう犬もいるのではないでしょうか?

子どもからお年寄り、子犬から老犬まで上手に触れ合い、付き合うことが出来ること

子どもが苦手な犬は多いですよね。
いきなり大声を出したり、目の前で突然走り出す。
過去にしっぽを掴まれる、などの経験をしていたら、犬にとって子どもは怖い、苦手な存在になってしまいます。

お年寄りは、杖を持っていることもあるため、杖が見慣れなくて怖い。

子犬は、天真爛漫に挨拶もなく(犬同士の挨拶はお尻の匂いを嗅ぎあうこと)、向かってくる。
などもあると思います。

人に対して延々と吠え続ける、威嚇する、などの絶対にやってはいけないことが分かっていること

人に対して吠え続ける。なんてことはうちの子しないよ!
と、思う方も多いと思います。しかし、案外1番多い例だと思います。
飼い主さんが愛犬を家に残して仕事に行くとき、仕事から帰ってくるとき、嬉しい感情表現で愛犬は吠えていませんか?喜びから飛びついたりしていませんか?

宅急便の人が家に訪ねてくるとき、「ピンポーン」のチャイムの音に吠える犬は多くいると思います。
それらも全て人に吠えていることになります。

飼い主さんと離れている間、問題行動を起こさないこと

飼い主さんが家を留守にしている間、愛犬は何をしているでしょうか?
いたずらなどをしたり、家の物を破壊に勤しむことはありませんか?
普段はいたずらをしないが、たまたま帰宅が遅くなってしまった時などに部屋が荒らされている。
なんて経験もある人が多いのではないでしょうか。

これらは全て犬も悪気があってしている行動ではなく、安心できるもの、怖くないものを知らないだけです。
犬の社会性が整えば、全て問題行動はなくなり、愛犬と生活が過ごしやすくなります。

社会性はどこで教わるもの?

通常、子犬は生後3ヶ月前後まで母犬や兄弟、仲間たちとじゃれあったり噛み付いたり、遊んだりしながら集団生活を送ることで、他の犬や人とのコミュニケーションを取ることで、社会性を学んでいきます。
子犬の生後~半年までを「社会化期」 と言い、社会性を身に付ける時期になります。

本来は、子犬が母犬や兄弟などの家族と過ごすことで学べるはずの社会性ですが、現在日本では生後3ヶ月の犬は母犬元にいるでしょうか?
小さい方が可愛い。小さい方が売れる。
ペットショップへ行くと生後3ヶ月未満の子犬がガラスのショーケースに入れられていることは多く見かけませんか?

日本の悲しいペット流通都合により、社会性を身につける前に母犬元から離されてしまうのです。
子犬がガラスのショーケースに並んでから新しい家族の元に行くまで約1~3ヶ月、ずっと狭いガラスのショーケースに1匹で入っていて、社会性が身につくでしょうか?
充分な社会性が身につかず、成犬になってしまうと何かあれば飼い主さんが味方をしてくれる。
と、悪知恵も加わり、人や他の犬と本来の犬としてのコミュニケーションが取れなくなってしまいます。

では、社会性を身につけるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

犬に社会性を身につけるためには

明日、公開予定です♪