室内で飼っているネコちゃんも屋外に興味を持っています。 そのためドアを開けた瞬間に、勢いよく外に出てしまい、家出をしてしまうケースがあります。 なぜネコちゃんは家出をするのか?また家出をした時に、どういった対処法が必要なのか?をご紹介します。
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ネコちゃんが外に行くのは発情期だから
ネコちゃんが家出をする理由の一つに、発情期を迎えたからということがあります。
オスでもメスでも発情をすれば、パートナーを探しに行くことがあるため家ネコだからといって安心してはいけません。
特にオスネコの場合は、発情期になるとあらゆる場所でおしっこをして、マーキングをおこないます。
これはメスネコが自分を探しやすいようにおこなうもので、家の中でもそういった行為をすることがあります。
発情の対処法としては、去勢や避妊をすることです。
発情期はどのネコちゃんにも訪れるものです。
子ネコを望まない場合は、早めに去勢や避妊をしてあげるのが、家出を防ぐことにもなります。
自分の力だけでなく、他人の力も借りて捜索
ネコちゃんが家出をしてしまった時、自分一人の力だけでは見つけることが困難です。
自宅の近所を探してみて見つからない場合に、保健所や動物愛護センターに連絡を取り、迷子のネコちゃんが届けられていないかなどを確認しましょう。
また動物病院やショップなどに、飼いネコのポスターを張ったり、ポスティングをするのも効果的です。
迷いネコを見たことがある人がいるかもしれないので、諦めずに心当たりがありそうな場所にポスティングをしましょう。
外へでたことのない家ネコの場合、行動範囲は比較的狭い傾向にあるので、まずご近所さんに連絡するのが良いでしょう。
自宅への帰り道がわからなくなり、隣の家に迷い込んでいるケースがあります。
体調が悪くて隠れているケース
ネコちゃんは基本的に家に住み着くので、家出をしてもまず帰ってくるケースがほとんどです。
しかし、1日経っても帰ってこなかったり、全然姿も見えない場合には、体調が悪くなりどこかに隠れている可能性があります。
ネコちゃんの習性として、ご主人や親しい人でも、自分が弱っている姿を見せようとしません。
それは野生で暮らしていた時の本能から、自分が弱っているということは、敵に襲われる可能性が高くなるからだといわれています。
そのため、なかなか帰ってこないのは、体調が悪くて姿を見せたくないからかもしれません。
なので帰ってこないからと諦めるのではなく、地道に捜索活動をすることが大切です。
引っ越しやリフォームをして、いつもの家と雰囲気が違う
ネコちゃんは、引越しやリフォームなどで自分が住んでいる家が変わるとイライラしたり、緊張してしまうことがあります。
以前から慣れた臭いが消え、新しい臭いになると、自分の家かどうかがわからなくなってしまうのです。
そのため、引越しをしたりリフォーム後に、家の柱や壁に体をこすりつけて、自分の臭いをつけるという行為をよくみかけます。
順応できるネコちゃんなら問題はないのですが、順応できない場合は、家出をしてしまう可能性があります。
動物にとって、自分の臭いというのは非常に大切なもので、安心できる場所なのです。
もしネコちゃんを飼いたいと考えている方は、飼った後に頻繁に引越しをしたり、リフォームをすることはなるべく控えてあげましょう。
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