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ペットのしつけ

ほめても無意味?犬とは違うネコちゃんのしつけ

ネコちゃんの「しつけ」をするときに、ワンちゃんのしつけをイメージしながら接してしまっていませんか?ワンちゃんとネコちゃんは性格も本質も全然違います。 ちゃんとネコちゃんに合ったしつけをしてあげましょう!


via pixabay.com

知っておきたい、ネコの脳化指数とは?

脳化指数というのは、体に対する脳の割合を表したものです。

ネコの脳の重さは体重に対して約1%で、およそ27〜32グラムです。

この割合が高い動物の方が賢いといわれており、学習能力についても高いと考えられています。

  • 人間〜7.4
  • イルカ〜4.8
  • チンパンジー〜2.2
  • カラス〜1.25
  • 犬〜1.2
  • ネコ〜1.0

この数字を見ると、それぞれの動物で脳の比率がわかります。

ネコの中には、覚えるのが得意な子もいるので、一概には言えませんが、この脳化指数を見るとネコの学習に制限があることもわかります。

ハングリー精神があまりない?

ご飯一つにしても、犬とネコの反応は全く違います。

犬は食べられるものであれば喜んで食べますが、ネコは自分が嫌いなものは一切口をつけません。

この頑固さは筋金入りで、食べたくないものは餓死しても絶対に口にしないという意地っ張りの子もいるほどです。

食べ物に対する意識からわかるように、ハングリー精神がないと学習に影響を与えます。

犬の場合はごほうびで動きを誘導することができますが、ネコの場合は難しいため、しつけをする場合には犬よりも数倍の労力を覚悟しておいた方が良いでしょう。

ほめても効果なし?

ネコは犬と比べて社交性が低く、単独で狩りをするため集団に受け入れられたことを表す「ほめられる」ことに対するリアクションが、犬よりも低いといわれています。

ネコの習性では他の個体から容認されることと、自分の生存率が直結していないのも理由の一つです。

そのため、犬のように指示したことができたら「ほめる」というしつけ方法が難しいといわれています。

まとめ

自由気ままというイメージが強いネコちゃんですが、その理由がネコという動物の本質からきているのかもしれません。

一緒に生活をしていく上で、机の上に登らせない、決まった場所でトイレをさせいなどのしつけが必要になってきますが、ワンちゃんのしつけとは違うということを意識して、忍耐強く接してあげましょう。

「ワンちゃんのしつけとは違うんだ」ということを知ってあげるだけでも、ネコちゃんのストレスを減らすことができ効果的にしつけができます。

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