猫は犬に比べて飼い主への忠誠心は少なく、そのためにしつけもしにくいです。しかしながら、飼って生活するとなると、多少はしつけることも考えなければいけないかもしれません。
猫は基本的にポーカーフェイス
猫は基本はあまり積極的に気持ちを外に表すことはなく、ポーカーフェイスであり、何かに執着するということが少ないです。もともと犬と違い集団生活はしておらず、環境のなかで上下関係もあまりありませんので、従うということもしません。このために、しつけをするなら犬に行なう方法ではなく、他の方法でアプローチしないとなりません。
古典的条件付けとオペラント条件付けのしつけ
条件によって、何でもない普通のものが、不快になったり快感になったりすることです。たとえば動物病院で注射して痛い思いをすると、次からは注射を見ただけで猫は恐怖心を覚えます。
行動の結果として、不快になったり快感になったりすることです。たとえば家の中で入っては行けない場所に猫が行くと、飼い主が叩いて痛みを与える、そうするとその場所に行くと叩かれるので、行かなくなります。
こうして猫が行動することによって、不快にさせたり快感にさせると、行動をしなくなったり、したりするようになります。これによって猫にもある意味でのしつけが可能となります。
猫をしつける時の注意点
猫は、犬ほど食に対する執着がなく、また褒められたということに対してあまり意義を見いだしません。たとえ空腹でも気に入らないエサは口を付けず、褒められてもそれは撫でられて気持ちが良い程度にしか思いません。このために猫へのしつけは、犬のようにご褒美で行なうのは意味をなしません。先ほどのように不快にさせたりするなどして、習性を利用し、行動を行なわせないとなりません。
猫に対してしつけを行なうには、何が良くて何をしてはいけないかをまず決めるようにしましょう。
そして、何をしたら叱るのか、何をすると褒めるのかなど具体的な行動を行なっていくようにして、こちらが望むような行動をしてくれるように少しずつ誘導していくイメージでしつけを行っていくようにしましょう。
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