マンチカンは見た目に特徴があることで多くの方に知られていますが、見た目以外にもマンチカンならではの魅力がたくさんあります。 今回のコラムでは、性格や特徴を詳しくご紹介します。
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マンチカンの歴史と他のネコにはない特徴
実はマンチカンの起源は定かではありません。1940年代に足の短いネコがイギリスで発見されたのが始まりという諸説もあります。
その後1950、60、70年代に世界中で同様の足の短いネコが発見されるようになり、80年代にはアメリカのルイジアナ州で、車の下で生活していた足の短いネコが保護され、繁殖で産まれてきたネコがマンチカンの原種といわれています。
マンチカンの最大の特徴はダックスフントのような短い足です。足の短さから走るのが遅いというイメージを持っている方もいらっしゃいますが、実は足が速く、他のネコと同じで木登りもジャンプも得意なネコです。
マンチカンの性格や平均体重
マンチカンの性格は好奇心が旺盛で何にでも興味を持ちます。そのため、多くのネコは人見知りですがマンチカンは社交性があり、人懐っこく飼い主さん以外の方にも懐きやすいのが特徴です。
ネコの中では比較的珍しく留守番ができるのも特徴です。一人暮らしや、日中の外出が多い方でも安心して留守番を任せられるネコとして人気が高いです。
こういった性格から飼いやすく、初めてネコを飼う方にもおすすめの種類といわれています。
しかし、臆病な面もあるのでしつけの際に怒り過ぎないようにしましょう。
また、マンチカンの体重はオスは3kg~4.5kg、メスは2.0kg~3.5kgと、他のネコに比べると比較的小さめです。
人懐っこい性格なので日頃からかまってあげる事が大切
マンチカンの平均寿命は11~13歳ほどです。
一般的なネコの平均寿命は15歳前後といわれているので、短く感じるかもしれませんが、現在は医療技術の進歩や、キャットフードの品質、生活環境の変化などでネコの平均寿命は伸びてきています。
実際に20歳以上生きているネコもたくさんいるほどです。
マンチカンを飼う上で気をつけなくてはいけないのが、室温と食事の管理です。
急激な気温の変化はネコにとって負担になりますので、留守番をさせる際は夏場や冬場は特にエアコンなどで室内の温度を常に適温にしてあげることが大切です。
また、マンチカンは食慾が旺盛なので、必要以上に食べないように飼い主さんが食事の量を調節してあげる必要があります。
まとめ
マンチカンは短い足と人懐っこい性格が魅力の人気の種類ですが、社交的であるがゆえに日頃からコミュニケーションを取ってあげることが大切です。
留守番ができる賢いネコですが、寂しがり屋な面もあるのであまり一人にさせないようにしてあげましょう。
また、留守番をさせた時は、帰ってきたらちゃんと遊んであげて褒めてあげましょう。
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