本日、5月22日はほじょ犬の日です。
ほじょ犬の日は、16年前に誕生しましたがまだまだ知名度が低い記念日です。
ほじょ犬の日とは?
2002年5月22日、身体障害者補助犬法が成立し「ほじょ犬の日」と定められるようになりました。
近年では、小学校の道徳の時間でも補助犬の日は、取り上げられることもあるのだとか?!
しかし、実際は、盲導犬をはじめとする補助犬たちは、まだまだ受け入れて貰えない世の中です。
受け入れ拒否も多く、昨年に盲導犬の乗車拒否をしたタクシーが指導を受ける事例もありました。
明るみに出るのは、氷山の一角で実際に補助犬たちと暮らしている人たちは、受け入れ拒否を多く味わっていることも多く、辛い想いをしていると思います。
補助犬と一緒であればどこでも行ける世の中になってほしいですね。
補助犬とは?
日本で働く補助犬は、3種類います。
盲導犬・介助犬・聴導犬の犬たちをまとめて補助犬と言います。
盲導犬
盲導犬は、目の不自由な人が安全に歩くためのサポートをしてくれる犬です。
盲導犬は、歩道や道路の端を歩きやすいように一定の速度で歩きます。
赤信号になっている交差点や段差で止まったり、障害物や危険だと思う物を避けて歩きます。
そして、目の不自由な人は、パートナーである盲導犬に指示を出して歩きます。
介助犬
介助犬は、身体の不自由な人のために、日常生活をサポートをしてくれる犬です。
落とした物を拾う、ドアの開閉、指示された物を持ってくる、事故や自然災害が発生した時に人を呼びに行く、緊急ボタンを押すといった緊急対応などをしてくれます。
聴導犬
聴導犬は、耳の不自由な人のために、タッチをするなど色々な動作を使って音を知らせて生活をサポートをしてくれます。
電話の呼出音、ドアのチャイム、目覚ましの音等々、生活をしていく上で必要な様々な音を覚えます。
また、万が一に備え警報機の音を知らせるなどユーザーの安全を守る仕事もします。
現在活躍する補助犬の頭数
盲導犬 950頭(2018年3月時点)
介助犬 75頭(2018年4月時点)
聴導犬 74頭(2018年4月時点)
想像以上に少ないと思う人も多いのではないでしょうか?
実際まだまだ少ない補助犬たち。
人出不足だけでなく、育成資金不足も大きな問題とされています。
まとめ
日本で活躍する補助犬たちの記念日「ほじょ犬の日」。
もっともっと認知度が上がって、活躍できるわんちゃんたちが増えると良いですね。
また、ほじょ犬にお水のサービスをする。
など、そんな気遣いが出来るお店を見かけたことがあります。
そんな暖かい雰囲気を持つお店の増加を願わずにはいられません。
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