同じ犬でもココまで違う!?日本の犬と世界の犬の違い

日本原産の犬と海外原産の犬―例えば柴犬とプードルのような―では、その性格に違いがあります。同じ犬であっても、長い歴史の中での育てられ方や使用目的などによって、そういった性質の違いが出てくるのです。

日本犬と洋犬では性格が全然違う!

日本犬では主に柴犬などが有名ですが、一般的に性格は落ち着いており、冷静に物事を判断し、飼い主に従順で飼いやすいとされています。ほどよい距離感があって、近すぎず遠すぎない距離を好みますので、飼い主が溺愛してしまうようだとそれがストレスになってしまうケースもあります。他の動物や人と一緒に暮らすのが苦手なことも多いようです。

「洋犬」は日本以外の世界の犬を意味し、いくつも種類がありますので、犬種の数だけ違った性格がありますが、全体的に人なつっこい性格であり、飼い主以外にも愛想を振りまくような性格が多いとされています。

日本犬の性格は落ち着いている

番犬として飼われていたケースが多く、暑い夏や寒い日でも、ひたすら外で耐えて生活してきました。そのために冷静に判断する能力を養い、落ち着いた性格となり、夏は抜け毛が多く、冬は毛を沢山生やし、気温にも適応してきました。

飼い主に従順ではありますが、他の人には懐くことは少なく、多頭飼いには向かない場合が多いです。散歩などで他の動物のいるところに行くと、攻撃的になるような場合もあります。もしも他の生き物や人に慣れさせるには、小さいときから沢山ふれあいを持ち、慣れさせておくことが必要です。

洋犬は”十犬十色”

世界のそれぞれの国で目的に応じて飼育されてきて、使用用途に応じて体も改良をされてきました。その分だけ十人十色ならぬ”十犬十色”の性格をしています。しかし元々は猟犬や牧羊犬として飼育されたことが多く、飼い主との距離は近く、人懐っこい性格が多いです。室内のペットとして改良された種類は、人が好きだったり他の動物とも一緒に遊べたりなど、社交性が高いです。

日本と海外の犬を比べると、育てられてきた環境の違いなどから、その性格には違いがあります。もしも飼うとしたら、見た目などのイメージと違うこともありますので、飼おうとしている犬の品種を事前によく調べておいたほうがいいかもしれませんね。

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