愛猫が年をとったら気を付けたいこと

猫を我が子同然として、かわいがる人は多いと思います。
しかし、どんなに大切にかわいがっていたとしても少しずつ年を取り、愛猫ができることが減っていきます。
また、どんなに元気に見えたとしても少しずつ足腰に衰え、内臓機能の低下は避けられません。

今回は「愛猫が年をとったら気を付けるべきこと」をご紹介します。

愛猫が年をとったら気を付けること

愛猫が年をとったら何に気を付ければいいのでしょうか?
今後、愛猫に長生きしてもらうためにとても大切なことですので、しっかり考えてあげましょう。

適度な運動

猫も人と同じで年を取ると寝てばかりになり、動かなくなる時間が多くなります。そうなっても、「猫だから好きに過ごさせてあげたい」という気持ちはわかります。

しかし、一日中同じ場所で寝て過ごすと、筋肉は次第に衰えて、愛猫自身が好きなタンスの上やキャットタワーなど、ちょっと高いところにも自力で登れなくなってしまうのです。

大好きな場所でお昼寝したいのに、足がふらついて登れないとなると、愛猫にとっては大きなストレスになります。

適度な運動をさせるために

餅子ちゃん

年を取ると、子猫や若い成猫のように自らバタバタと遊び回ったりはしません。

そこで、愛猫が起きたタイミングで、抱っこをして部屋を移動します。
愛猫は、いきなり部屋を移動したことに対して驚くかもしれませんが、お気に入りの場所に戻るために部屋の中を歩き、移動します。
その移動がシニア猫にとっては、ちょうどいい運動になるのです。

また、愛猫にごはんをあげるときにフードボウルを持って部屋を歩き回ってもいいですね。

くれぐれも愛猫にストレスがかからないようにしてあげてください。

ごはん

シニアの仲間入りになっても、同じごはん(フード)を与え続けると、栄養過多になってしまう可能性があります。
また、尿路疾患になる場合もありますので、見た目は元気そうだとしても10歳を越えたらシニア用のフードに変更しましょう。

ごはん(フード)をあまり食べなくなったと感じたら、カリカリが食べにくいと感じている可能性があります。
フードをふやかして、やわらかくしてあげると食べることがありますので、ぜひ試してみてくださいね。

部屋の模様替えはしない

きなこちゃん

愛猫が年を取ると、「目が見えにくいかな? ぶつかったらかわいそうだな。だから、部屋を広く使わせてあげたい」という思いで部屋の模様替えをする方がいるでしょう。

しかし、愛猫は若いころの記憶で部屋の家具の配置を把握し、くつろぐ場所を探します。しかし、家具の配置が変わってしまうと混乱して、さらに、目があまり見えない状態だと不安になってしまうのです。すると、部屋の隅で動かなくなってしまったり、高い場所から降りられなかったり、ということが見られます。愛猫が年を取ったら、部屋の模様替えはしないようにしましょう。

何歳からシニア猫の仲間入り?

実際、何歳からシニア猫の仲間入りになるのでしょうか。
「この年齢を越えたら気を付けてあげましょう」という年齢は、10歳以降です。

人の年齢で考えると、56歳前後になります。猫がこのぐらいの年齢になると、落ち着きが出て若いころのように何かに反応したり、おもちゃで遊ぶなどの行動が次第に見られなくなってきます。

まとめ

「愛猫が年をとったら気を付けたいこと」はいかがでしたか?
愛猫がシニアの仲間入りをしたら、日ごろの生活を少しずつ気を付けてあげましょう。

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著者:miki.m

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