お散歩やドッグランにおでかけすると、地面に向かってスリスリしている愛犬ちゃんも多いのではないでしょうか?
体が汚れちゃう!!!
と、思って除くと愛犬がスリスリしていたものはミミズ…
なんてことも、あるあるですよね。
やめてやめてっ!
と、愛犬に声をかけても止めずミミズに夢中でスリスリ。
なんでそんなに必死になってスリスリするの?
と、思った経験はありませんか?
実は、こんな理由でスリスリしていたんです。
メイン写真:わんにゃんフォトコンテスト ソイちゃん
ミミズにスリスリするのはなんで?
ミミズにスリスリするのは、人のパートナーとして狩りをしていた頃の本能の名残だと言われています。
猟犬として活躍していた犬は、ミミズや虫の死骸などに体をこすり付け、自分(犬)のにおいを気付かれないように消していました。
ミミズでカモフラージュすることで、鹿やウサギなど弱い動物たちが、犬のにおいに気付きにくくしていたのです。
また、それだけでなくミミズのにおいは、犬にとっては香水のようにいい匂いと言われているので、リラックス感覚でミミズに体をこすりつける犬も多いと言われています。
リラックス感覚で、体にこすりつけている時は、人でいうとお酒を飲んでいるような至福のひと時のようですね♪
ミミズを食べちゃった!!
スリスリするだけでなく、ミミズを食べちゃう犬もいますよね。
いい匂いだから運びたい♪
がじがじ噛んで遊ぼうとしたら食べちゃった。
と、いうことも少なくありません。
吐かせた方が良いのかな?!
と、心配になるかもれませんが、実際はミミズを食べたとしてもタンパク質ですので大丈夫です。
日本ではあまり馴染みがありませんが、中国では漢方薬として使用をされていることもあります。
しかし、だからと言ってミミズを好んで食べるのはあまりよくはありません。
寄生虫を持っている可能性もないわけではありませんし、お腹が空いたら穴を掘る!
なんてクセがついてしまうことにもなりかねません。
ミミズにスリスリさせないためには
愛犬にとってミミズは香水感覚かもしれませんが、私たち人にとってはミミズを体にこすり付ける行為、不快感がありますよね。
ミミズをこすり付けた時に叱るのではなく、ミミズがいたとしてもこすり付けさせないようにすることが大切です。
お散歩の時は、ミミズがいるような場所は歩かない。
もしくは、リードを短く持ちミミズに近寄らせないことが第一です。
ドッグランなどで、ミミズに遭遇することもありますよね。
まずは、リードをすぐに放さずリードを付けた状態でドッグラン内を歩き回りましょう。
愛犬がにおいを嗅いでクンクンとしているようであれば、名前を呼んで飼い主の方に意識を向かせてまた歩きはじめます。
何度かその行為を繰り返し、ミミズがいるであろう周辺を通っても反応しないようになれば、リードを放してあげてください。
ドッグランでは穴を掘る犬もいるため、ミミズが出やすい環境が整っています。
最初のうちは、お洋服を着せるなどして工夫をしましょう。
まとめ
愛犬がミミズに夢中になる理由…
それは犬の本能が関わっていたのですね。
愛犬がミミズにこすりついて喜んでいる姿を見たら、笑って許してしまう人も多いのではないでしょうか。
人にとっても無害なミミズなので、食べない限りは至福のひと時…
許してあげてくださいね♪
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