愛犬が寝ている姿は、とても可愛く、見ているだけでとても癒されますよね。
でも実は、熟睡しているように見せかけて、実は熟睡していない場合も多いのです。
飼い主さんのことを本当に信頼しきって、安心している相手にだけ見せる犬の寝相があること…ご存知ですか?
犬の平均睡眠時間
犬の平均睡眠は、約13時間~18時間と言われています。
1日の半分以上を寝て過ごします。
この睡眠時間は、海外の研究結果により犬の1日の満足度が関わっていることが判明しました。
今の生活に満足している犬の平均睡眠時間は、上記記載の通り、約13時間~18時間。
今の生活に不満がある犬の平均睡眠時間は、約10時間~15時間。
何か不満を感じているからこそ、イライラして眠れないのです。
その間、イタズラをしたり、家具を傷つけたり、何とかして不満を解消しようとします。
睡眠時間が少ないかな?
と、感じた飼い主さんはもう1度愛犬との時間や見つめ方を考える必要がありますね。
犬の寝相種類
うつぶせ
伏せをした姿勢で頭がそのまま床についたような状態です。
よく見る寝相でもありますね。
ペットショップなどでもたまにこの「うつぶせ」の状態で寝ている子犬を見かけませんか?
この姿勢の場合は、いつどんなときでもすぐに起きられることから熟睡は出来ていません。
横向き
体を横に倒して寝ている状態です。
リラックスして、足や体の筋肉を休ませている姿勢でもあります。
この状態の時は、熟睡できていることが多いです。
たまに夢を見ている時もこの姿勢で、手足を動かしている犬もいるようですよ。
丸くなる
丸くなって寝ている姿勢は、寒い時や自らを守ろうとしている姿勢でもあります。
犬の祖先である狼は、地面に穴を掘って丸くなり寝ていました。
その祖先の名残でもあると言われていますが、その丸くなって寝ている時も体はこわばっているため、熟睡は出来ていません。
仰向け(へそ天)
この姿勢で寝ている時は、安心しきっています。
家でこの姿勢で寝ている場合は、飼い主さんのことが大好きで信頼している証拠とも言えます。
この人(飼い主)が家にいれば、安心安全、と犬が考えている可能性が高く、熟睡できているでしょう。
あなたの愛犬は仰向けで寝ますか?
仰向けの姿勢は、犬にとって急所であるお腹を見せている状態でもありますので、1番弱いところも見せられるということになります。
飼い主さんが大好きで信頼しきっている場合は、この仰向け姿勢を外でも行う事もあります。
もし、危険な事があったとしても飼い主さんが絶対に守ってくれるはず。
と、犬が考えているからですね。
逆にこの姿勢をしているところを見たことないという場合は、まだ信頼度合が低い可能性があります。
まとめ
あなたの愛犬は普段どのような姿勢で寝ていることが多いですか?
丸くなって寝ている場合やうつぶせで寝ている時に、壁に背中をつけている場合は、非常に警戒している状態とも言えます。
無防備になる背中から襲われたら逃げられない。
と、いう本能から壁や家具に背中をつけて寝るのです。
その場合は、自宅で全くリラックスできていないとも言えます。
今一度、愛犬との過ごし方を見直しましょう。
いつ見ても仰向け姿勢で寝ている場合は、飼い主さんのことが大好きで、信頼している状態と言えます。
また愛犬ちゃんの中には、お父さんの前だけ仰向けで寝て、お父さんがいない時には仰向けで寝ない。なんて愛犬ちゃんもいるようですよ。
とても可愛い仰向けで寝ている姿、写真に撮りたい気持ちは十分分かりますが、気持ち良く寝ている最中に邪魔をしないように気を付けましょうね。
コメント