野良犬・野良猫を拾って飼い始める時にまずやるべきコト

街中で捨てられている野良犬や野良猫を見ると、つい拾って家の中で飼いたくなってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、そうすることによって彼らの命を預かるという責任も発生します。責任を全うするために最低限やるべきことを考えていきましょう。

まずは病院へ!

野良犬や野良猫を拾ってきたとき、まずすべき基本的な行動は、伝染病のウイルスなどに感染していないかどうか、動物病院などで診てもらうことです。予防接種などを打ってもらって、感染被害の拡大を防いでくれることでしょう。
これを怠って家の中で飼い始めた場合、最悪他に飼っているペットがいたら感染し、死に至ってしまう事も覚悟しなければなりません。
そして、近年では人間に感染するウイルスもあります。病院に診てもらうのは野良犬や野良猫を飼う場合何よりも真っ先にすべき行動と言えます。
動物の診療は人間のような保険がないため、全額自己負担となります。動物病院できちんと検査をしてもらったら、ペット用の保険の加入をしておくと、いざという時の備えになりますので検討してみるのもよいでしょう。

【参考リンク】
ペット保険の「PS保険」

しつけはどうしていくべき?

野良犬や野良猫は、飼い主に捨てられて彷徨っている場合も多く、そうした過去の経験から人間に対して不信感があり、攻撃的な性格を有しているかもしれません。従って、実際に飼い始める段になった時には、毎日根気よくしつけをしていくことが何より重要となります。
はじめのうちはなかなか言う事を聞いてくれないかもしれませんが、慎重さを忘れないように、とにかく全力でしつけと愛情を注いであげるようにしましょう。やがて、信頼感を取り戻してなついてくれるようになります。

捨てない覚悟は必須

ほんの一時の気まぐれで動物を飼い、飽きたから捨てるというのは人間のモラルとして許されないことであり、絶対に避けなければなりません。野良犬や野良猫の場合特に、捨てられるということに対して敏感になっています。
一度預かった命は天命を全うするまで責任を持って見守り、かつしつけと愛情をしっかりと注いであげるのが何より大事なこととなります。可哀想だから拾ってきた、で終わりではなく、最後まで育ててあげる覚悟を持ちましょう。

野良犬や野良猫は思わず目を奪われてしまいがちです。特に、明らかに人間に捨てられたとわかる様子であればなおさらです。飼う、という決断をしたからには最後まで見守る覚悟を持ちましょう。

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