一緒に暮らしているネコちゃんが、体調を崩してしまうことも少なくありせん。 良かれと思った好意が実はネコちゃんにとってはストレスになっていることもあるんです。 では、何をされたらネコちゃんはストレスを感じてしまうのでしょうか? ついやってしまいがちな飼い主さんの行動から、ストレスの原因をご紹介します。
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片時も離れない
本来ネコちゃんは縄張り意識を持っています。
人間にもパーソナルスペースが存在しますが、ネコちゃんも同じように縄張りであるテリトリーに入り込まれたら、ストレスを感じるのです。
一緒に暮らしていても、飼い主さんと一定の距離を保っているときは、むやみに距離を縮めようとはせず、放っておくのが無難です。
ネコちゃんにも一人で居たい時はありますし、休息の時間をとりたいときもあります。
安心して休めるような暗めの場所を作ってあげることも大切です。
また、ネコちゃんは音に敏感なので、なるべく静かな場所を選ぶようにしましょう。
入浴の時間
体が汚れたら入浴するのは人間の習慣ですが、濡れるのを苦手とするネコちゃんにとっての入浴時間はストレスに感じてしまうこともあります。
キレイにするにはお風呂に入れてあげるのが一番と思いがちですが、ネコちゃんは綺麗好きといわれるよう自らグルーミングを行い被毛の清潔を保っています。
それで体臭が消えるわけではありませんし、長毛種や品種によってはグルーミングだけではカバーできない問題も出てきます。
既に入浴を苦手としている大人のネコだと、無理やりの入浴は過度のストレスでしかありません。
ペットサロンでのトリミングやケアも、解決策の一つです。
必要以上に撫でたり触る行為
飼い主さんが、可愛い・撫でたいと思う行動に反して、触られるのを嫌がるネコちゃんもいます。特に、耳を寝かせたり尻尾を振り出した時は、威嚇のサインであり触って欲しくない意思表示です。
逆に触ってほしい時は、自ら近寄ってくるので、グルーミングで届かないような顎の下を優しく撫でてあげましょう。
まとめ
ネコちゃんへの愛情表現が必ずしも正しいとは限りません。
付かず離れずの距離感を好むネコちゃんと上手く付き合うには、飼い主さんが一歩引いて考えてあげるのが大事です。
ネコちゃんの習性を理解し、行動や感情を尊重することで、傍にいてもストレスにならないと判断されたのなら、自ずと認めてくれるようになるのではないでしょうか。
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