冬になると、ワンちゃんも体が冷えて寒いんです! そんな寒い時期は、ドッグフードよりも体が温まる手作りご飯がオススメ。 ワンちゃんの体を温める食事作りのポイントをご紹介します。
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食材には体を「冷やす」「温める」効果がある
食事を作る前知識として、食材には体の熱を奪うものと、体に熱を与えるものがあります。
季節に合わせて食材を使い分けることで体を温めたり、冷やしたりすることができるのです。
体を冷やす食材
豆腐・セロリ・ナス・きゅうり・トマト・ごぼう・大根・白菜・ほうれん草・アサリ・しじみ・カニ・わかめ・バナナ…など。
体を温める食材
生姜・シソ・シナモン・かぼちゃ・羊肉・鶏肉・エビ・栗・桃・もち米…など。
冬になったら「生姜入りのスープで体を温める」のと同じように食材によって、体を温める、冷やす効果があります。
このように食材の効果を利用した料理を「薬膳」といったりもします。
人間とワンちゃんとで食べれる食材が違うので、ワンちゃんのご飯を作る時は気をつけてあげましょう。
体に良い薬膳料理ってなに?
「薬膳料理」って聞いたことがありますよね?
イメージとしては、漢方を用いてグツグツ…。
時間をかけて作るというイメージがありますが、実はもっと手軽なものなんです!
身近な食材の薬効を知り、体の調子に合わせて食事にとり入れてるのが薬膳料理の基本的な考えです。
また、食事から健康を考える「予防医療」を目的とするのも、薬膳料理の特徴です。
薬膳の考え方は、人にはもちろんですが、ワンちゃんの食事にも該当します。
ワンちゃんの食事には細かな栄養計算が必要?
ワンちゃんの食事を作る際「必要な栄養分を全て食事に入れないといけない」と考え、食事作りが面倒に感じる方もいるのではないでしょうか。
実は、細かい栄養計算がなくてもバランスの良い食事作りは十分に可能です。
手作りの食事を与えている飼い主さんの多くは、「野菜とお肉はこれくらい」と、楽しみながら作っています。
細かな栄養計算よりも、飼い主さんが楽しんで毎日続けることが大切です。
人の食事を作るのと同じように、見た目の彩りや食材の合わせ方を工夫する程度で大丈夫です。
まとめ
せっかくワンちゃんのご飯を作るのなら、楽しみながら継続させることが大切です。
食材の持つ薬効を知り、大体でも組み合わせることで季節やワンちゃんの体調に合わせたご飯作りができます。
今年の冬は、体を温める食材を使って、ワンちゃんを体の中から温めてあげましょう。
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