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ペットの健康

2月9日は服の日!犬に洋服は必要?

メイン写真 戌年わんわんコンテスト せなちゃん

犬に洋服は必要なの?
春や秋には洋服着せる必要はないだろうし、夏にお洋服を着せたら暑くて可哀そう。
冬でも犬は、毛皮を全身にまとっているのだから必要はないはず。

飼い主がおしゃれ好きだとしても、犬に着せるのは飼い主のエゴじゃない?!
と、思う方も多いと思います。

実は、犬に洋服を着せるメリットは沢山あります。
犬に洋服を着せるメリットとデメリットをご紹介します。

犬に洋服を着せるメリット

防虫効果や紫外線を予防

戌年わんわんコンテスト くろまるちゃん

夏~秋にかけては、蚊、ダニ、ノミが萬栄する季節です。
蚊に刺されると痒みが伴うことはもちろん、フィラリアを媒介する虫でもあります。

フィラリアの予防薬を与えていたとしても、100%予防出来る可能性はありません。

ダニ、ノミに寄生された場合は、ノミアレルギー性皮膚炎やダニ性皮膚炎、化膿性皮膚炎、疥癬といった症状を引き起こすこともあります。
いずれも激しい痒みや痛みが伴う他、皮膚から血が出るほど掻き毟ってしまい、その部分から細菌が侵入し2次感染にもつながるおそれがあります。

夏は紫外線が強い季節です。
洋服を着せることで、夏場の強い紫外線の予防ができます。

強い紫外線を浴び続ける事で、日光過敏症や皮膚病になってしまうこともあります。
日光過敏症や皮膚病になると、皮膚に痒みが伴い、真っ赤に腫れる、脱毛するなどの症状が出る事があります。

進行をそのままの状態にしておくと、皮膚がんになる可能性もあります。

抜け毛対策や手術後に

「犬はペット」ではなく、犬は家族の時代になった現在、ほとんどの世帯が部屋の中で犬と過ごすことが多いと思います。

犬を飼っている人たちの悩みのひとつでもあるのが、抜け毛ではないでしょうか?
お洋服を着せる事で、抜け毛対策にもなります。

家にお客様が来るときなどは、抜け毛対策としてお洋服を着せるのも良いと思います。
避妊、去勢手術も含め、手術を行った後に着せることで、手術痕を犬が舐めたり後肢で掻いたりすることを防ぎます。

冬の寒い日に

犬にもヒートショックがあることをご存知ですか?

ヒートショックとは、急激な温度差により血圧の急な上昇、降下が起こることで立っていられないほどふらつく、失神する、突然の下痢や嘔吐、心筋梗塞や突発性てんかんが発生することです。
冬の寒い日などに、部屋の中で暖房を入れて過ごし、お散歩に行く為に外に出た瞬間、-10ほどの寒暖差に晒される時が1番危険です。

寒暖差を少なくすることが1番大切ですが、犬が寒さを感じすぎないためにお洋服を着てお散歩に行くことも良いでしょう。
【寒い日には特に気を付けて!】犬にもヒートショックがあることをご存知ですか?

犬に洋服を着せるデメリット

犬に洋服を着せるのはメリットだけではありません。
もちろん洋服を着せることによるデメリットもあります。

洋服を着せることによるストレス

洋服が苦手な犬は多く、洋服を着せた瞬間にテンションが下がってしまい、うずくまってしまう犬も少なくありません。

小さい頃から洋服を着馴れている犬以外は、ストレスが溜まってしまいお散歩に行くことが嫌いになってしまいます。
あまりにもストレスを感じているようであれば、無理やり洋服を着せることはおすすめしません。

毛玉になりやすい

犬に服を着せることで、服の中で毛がこすれて脇やお腹周り、背中などに毛玉ができやすくなります。
定期的にブラッシングをして、毛玉にならないように気を付けましょう。

毛玉ができると、通気性が悪くなり、毛の中で皮膚が蒸れるため、皮膚病になりやすくなります。

まとめ

戌年わんわんコンテスト こももちゃん

今回は、犬に洋服を着せるメリットとデメリットをご紹介しましたが、犬に洋服は必要ない!
と、思っていた人たちにとっては目から鱗だったのではないでしょうか?

実は、可愛いだけではない洋服は、怪我や病気予防にもなる万能なグッズだったのです!
ぜひ、お洋服を着ておでかけしてくださいね。

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