人間と同じように、ワンちゃんも犬種や年齢で病気にかかる場合があります。 ワンちゃんがかかりやすい病気を知っておくことで、もしもの時にすぐ対応できるようにしましょう。
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ワンちゃんに多い病気第1位:ガン
犬がかかりやすい病気の1位は「ガン」です。
現在、犬の病気の治療の約半数がガンといわれているほどです。
犬がガンになってしまう原因は、遺伝や老化といわれています。しかし発症率は犬種によっても異なります。
ガンにかかりやすい犬種
- ゴールデンレトリバー
- フレンチブルドッグ
- ラブラドールレトリバー
- パグ
ワンちゃんに多い病気第2位:心臓病
犬の心臓病は小型犬に多く見られますが、主な原因は老化や心臓機能の低下になります。
心臓病にかかりやすい犬種
- マルチーズ
- シーズー
- キャバリア
- ヨークシャテリア
心臓病にかかる割合は500頭に1頭の割合と、確率的には少ないですが、子犬のうちに心臓の雑音や咳が多い、運動時の息切れが激しい、などの症状が見られる場合は、要注意です。
ワンちゃんに多い病気第3位:腎臓病
腎臓は尿の排泄や、血液中の老廃物を排出する働きがあり、水分を吸収するために大切な器官です。
腎臓病になるとこれらの機能が低下し、うまく働かなくなってしまいます。
また、症状が重たくなると、腎不全となり腎臓が機能しなくなってしまいます。
症状としては、おしっこの回数が増えたり、水分の摂取量が増えます。
腎臓病は発見しづらい病気なので、普段と様子が違うと感じたらすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
ワンちゃんに多い病気第4位:てんかん
てんかんは人間と同じように、突発的な痙攣が起きたり、意識が朦朧として気絶してしまう病気です。
てんかんは遺伝的な要因が大きく、100頭に1頭の割合で発症のリスクがあるといわれています。
てんかんにかかりやすい犬種
- セントバーナード
- ゴールデンレトリバー
- ビーグル
- プードル
- ダックスフンド
ワンちゃんに多い病気第5位:肝臓疾患
肝臓は体内の毒素を分解したり、栄養分の吸収を助ける器官です。
肝臓疾患はウィルス感染や、他の病気が原因で肝臓に負荷がかかり発症するケースが多く、大きな病気の後にかかりやすい傾向があるため、病歴のあるワンちゃんは要注意です。
肝臓疾患にかかってしまうと食欲が減退して体重が減ってしまうので、ご飯の食べ残しがないか普段から確認してあげましょう。
まとめ
ワンちゃんも人間と同じように様々な病気や疾患になるため、日頃からワンちゃんの習慣や動きをしっかりと見てあげ、少しの変化にも気づいてあげるようにしましょう。
また、犬の病気治療では医療費が高額になる場合が多いので、ペット保険に加入しておけばいざという時の費用負担が軽減されます。
「万が一」の時に経済的な心配をすることなく治療を受けさせてあげる事も、飼い主さんの責務の一つではないでしょうか。
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