「ワンちゃんは人間より寒さに強い」と思っている方もいますが、人間が寒いと感じたら、ワンちゃんだって寒いんです… ワンちゃんの年齢や体調にも合わせてしっかりと寒さ対策をしてあげましょう!
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冬の寒さ対策①:しっかり水分補給
水分補給というと夏場を思い浮かべますが、実は冬場も重要なんです!
犬にとって、水分補給は体の中の毒素を体外へ排出するための大切な役割を果たしています。
また、水分の摂取量が減ると泌尿器系の病気にかかりやすくなります。
散歩の後は必ず水を飲ませるなど、水分を摂取したくなるような生活環境にしてあげましょう。
冬の寒さ対策②:子犬、シニア犬は室内飼育
もともと屋外で飼っていた犬でも、歳をとると体の機能が低下して寒さに弱くなってしまいます。
そのため、シニア犬や子犬など、自分の体温調整がうまくできない年齢の犬は室内に入れてあげましょう。
室内に入れてあげるときは、毛布や犬用のベッドを用意して快適に過ごせるようにしてあげましょう。
冬の寒さ対策③:散歩は日中に
ワンちゃんはお散歩が大好きです。
シニア犬や子犬の散歩は天気がいい日や、暖かい時間帯にするのが体に負担がかかりません。
病気のワンちゃんや短毛のワンちゃんには、服を着させてあげるなど、防寒対策をしてからお散歩に行きましょう!
犬にとって太陽の光を浴びることはとても大切で、神経伝達ホルモンの「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは、興奮状態を抑え落ち着きや心地よさを得る他、良質な睡眠のもとにもなります。
人間にとっても重要なホルモン物質ですが、ワンちゃんにとっても重要なホルモンです。
寒くて外出できない日などは窓際で日光浴をさせるなど、ワンちゃんに太陽の光を浴びせてあげましょう!
また、雪の中のお散歩も楽しいですが、指と指の間に雪が残っていると室内で蒸れてしまい、皮膚病になる場合があるので、乾いたタオルで拭き取ってあげましょう。
冬の寒さ対策④:ブラッシングで血行促進
冬は寒いので犬も体の血行が悪くなりがちです。
そのため、ブラッシングやマッサージをして血行を促進してあげることが大切です。
毛並みを整えるブラッシングも血行促進効果があるので、シニア犬には優しく毎日ケアしてあげましょう。
血行が良くなると老廃物の排泄作用が活発になり、体内への酸素や栄養分の供給が増えます。
手でワンちゃんの体をさすってあげるだけでもマッサージ効果があるので、スキンシップも兼ねて毎日してあげましょう。
まとめ
冬場はワンちゃんにとっても寒い時期です。
雪の中を喜んで走り回るワンちゃんもいますが、年齢によっては室内で暖かくしてあげることが大切です。
犬種や年齢によって寒さ対策を変えて、ワンちゃんが過ごしやすいようにしてあげましょう!
また、普段と様子が違うな?と感じた時はすぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。
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