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梅雨時期は猫にとっても不快…梅雨に猫がかかりやすい病気と予防法

ジメジメとした梅雨の時期は、猫にとっても非常に辛い時期です。このような時期というのは、湿気などによって様々な病気を発症しやすくなります。そこで辛い梅雨の時期をしっかりと乗り越えるために、猫の病気の予防方法などを確認しておくようにしましょう。

梅雨の時期は日向ぼっこが出来ない…

猫は日向ぼっこが大好きです。日の当たるベランダ付近で、ゴロゴロと横になっているのを見たことがあると思います。
この日向ぼっこは、単にぐうたらしているわけではありません。実は毛についている水分を蒸発させて、皮膚を乾燥させている、つまり皮膚病の予防法になります。
タオルや雑巾などを見てもわかると思いますが、濡れたまま放置しているとダニが繁殖したり、カビが生えたりして非常に不衛生な状態になります。

猫は日向ぼっこをすることで、体の毛を乾燥させているのですが、日向ぼっこができない梅雨の時期というのは皮膚病を発症しやすくなります。
毛がいつもじっとりと湿った状態になり、雑菌やダニなどが繁殖しやすくなるからです。

梅雨の時期に猫がかかりやすい病気

梅雨に発症しやすい病気というのは色々あります。なかでもノミダニアレルギー皮膚炎と呼ばれるものは、非常に発症しやすいといわれています。

ノミが猫の血を吸うときに、唾液が原因となって発症しているアレルギー性皮膚炎になります。
耳の後ろ部分や背中、しっぽなどに赤い発疹が発生しているような時には、ノミダニアレルギー皮膚炎の可能性があります。痒みが非常に強く場合によっては、掻きすぎることによって血が出てしまうこともあります。

耳疥癬も耳のダニが原因となって発症しています。耳に黒い耳垢が溜まりやすく、頭をこすりつけたり引っ掻いたりなど様々な行動を起こすようになります。外耳炎を発症する前に駆除しなければなりません。

病気を予防する為にしてあげられる事

梅雨の皮膚病というのは、予防することがなかなか難しいものです。そのため、皮膚ができるだけ乾燥しやすいように毛を短くカットするのも良いでしょう。
また、いつもよりもシャンプーをこまめに行ったり、ブラッシングをしたりして抜け毛をしっかりと取り除いてあげるのも重要です。

梅雨時期は湿度が高いため、ただでさえ猫は非常に不快な思いをしています。そういったことを理解したうえで、皮膚病を発症しないためにしっかりとケアしてあげる必要があります。
皮膚に異常が出ている場合には症状が進行しやすいですので、できるだけ早く動物病院で治療をしてもらうようにしましょう。

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