猫が受けるべき「健康診断」とは?なぜ健康診断を受ける必要があるの?

猫が飼い主とともに健康に暮らすには、家での毎日の健康チェックの他に、動物病院での健康診断も受けると安心です。診断によって内臓や関節をチェックすることにより、病気の早期発見も可能です。

猫の健康診断は何歳から必要?

8歳ぐらいまでの年齢では、1年に1回は受けさせるべきであり、8歳を超えたら半年に1回を目安に受けさせます。年齢によって病気のリスクも高まりますので、歳を取るほど検査項目も追加していったほうが良いです。またワクチン接種や去勢・避妊を行なったときに、異常がないか健康診断を受けても良いでしょう。

健康診断でチェックしてもらえる項目

  • 身体検査

まずは問診で猫の健康状態について飼い主が質問に答えます。
次に体重測定で痩せているか太っているか、聴診と触診を行ない目や耳、口や毛並み、肛門周りやリンパ腺などをチェックします。
聴診器を使い、心音や肺音を聞き脈拍に異常がないかも見ます。

  • 血液検査、尿便検査

血液検査では、赤血球や血小板などの数を測定し、臓器や血液中の化学成分を分析します。尿検査では膀胱炎や腎不全などがないか、便検査では寄生虫はないか、腸内細菌の状態をチェックします。

そして希望者にはレントゲン検査、心電図、超音波検査、ホルモン代謝のホルモン検査、目科検査、歯科検診などもありますので、年齢にあわせたり、獣医師と相談して追加すると良いでしょう。

なぜ健康診断に連れて行く必要があるのか?

健康診断は、何よりも病気の早期発見のためであり、猫は特に痛みや不調を隠そうとする傾向にあります。症状が出てしまったときはすでに病気が進行していることもあります。それを防ぐためにも、定期的に検査する必要はあるのです。

そして、診断によって医師のチェックが行なわれることで、より発見しやすくなり、小さな兆候でも漏らさず発見できる可能性が高いのです。

必ず猫の健康にためにも、定期的に診断は受けさせましょう。特に歳を取るほど病気になる確率も高まりますので、早期発見して大事にならないようにしてあげるのが良いのです。

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