ワンちゃんとの散歩で活躍してくれるのが伸縮リードです。 紐の部分の長さが変えられるため、ワンちゃんを自由に歩かせることができます。 しかしメリットと同時にデメリットもあります。 ワンちゃんのため、周囲の人のためにも、特徴を知っておきましょう。
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伸縮リードの特徴は?
伸縮リードは、プラスチック製の持ち手で紐の長さを自由に調整できるリードです。
一番の特徴は、リードの長さを自由自在に変えられるという点です。
持ち手にスイッチが付いていて、操作することでリードの長さが調節されます。
ワンちゃんが自由に歩き回れるメリットがある反面、とっさのときに引き戻しができないなどのデメリットがあり、特にワンちゃんが予想外の行動を取りやすい街中での散歩には向かないという意見も多くあります。
伸縮リードに向いている場面、向いていない場面があることを覚えておきましょう。
伸縮リードのメリット:広い場所では非常に便利
伸縮リードは、街中の散歩ではなく、広い場所での運動は適しています。
ボール遊びをするときでも、ノーリードの状態にすることなく、ワンちゃんを自由に遊ばせられます。
見通しの良い広い公園、河原などの場所では、伸縮リードの方が良いでしょう。
また、通常リードと比べると絡みにくいです。
長さが調整できるので、呼び戻し(いわゆる「来い」)のトレーニングにも使うことができます。
最初は短い長さでスタートして、最終的に一番長くして、と訓練の目標を決めやすく、できた距離を測れるのもメリットです。
伸縮リードのデメリット:街中での散歩には不向きな道具
ロックをかけないとワンちゃんがどこまでも離れてしまいます。
何かの拍子にロックが緩んだりすると、リードが長くなりすぎてしまうということもあるようです。
またリードを長くしていると、ワンちゃんの行動を制御しにくいというデメリットもあります。ワンちゃんの散歩はしつけも兼ねていることを忘れてはいけません。
飼い主さんが伸縮リードに慣れていないと、とっさの行動に反応が遅れてしまい、自己や怪我に繋がりやすいデメリットもあります。
ワンちゃんが急に走り出したのでとっさにロックをかけたら、衝撃で怪我をしたという例もあります。
まとめ
伸縮リードはワンちゃんを自由に歩かせることができる道具ですが、飼い主さんは常に目が離せません。
公共の場所には、ワンちゃんが苦手な人もいます。
ワンちゃんが自由に歩き回っているように見える伸縮リードに不安を覚える人も多くいます。周りに配慮し、マナーを守ることは飼い主さんとしてとても大切なことです。
また、ワンちゃんを事故や怪我させないようにすることも飼い主さんの責任です。
伸縮リードを使う際は、周囲の状況を判断するよう気をつけましょう。
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