ワンちゃんにごはんをあげる時、みなさんはどのくらいの量を、どのくらいの回数あげていますか? 実は食事量と回数は年齢や体重、犬種などによって適切な量が違います。 ワンちゃんに合ったごはんのあげ方をご紹介します。
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子犬の食事量と回数
一般的に離乳期は1日4回以上、6ヶ月以降は1日に2回を目安にしましょう。
食事量はワンちゃんの肥満症を防ぐために与えすぎないことが大切です。
特に子犬の時に肥満体質になってしまうと、成犬後も太りやすくなってしまいます。
具体的な量については、犬種や年齢ごとの1日の食事量がドッグフードのパッケージに表記してあります。
1回につき1日の食事量を食事回数で割った量をあげるようにしましょう。
子犬は体重が軽いですが、成長期で多くのエネルギーが必要です。
タンパク質の含有率が高いドッグフードを選びましょう。
成犬の食事量と回数
生後6ヶ月以降に食事の回数を1日2回にしてからは、大人になってからも基本的に食事の回数は2回のままです。
食事量については子犬の時と同様にドッグフードのパッケージある記載を参考にしてください。
ただし、それぞれの犬種の平均体重の健康なワンちゃんの場合に言えることです。
太っていたら少なめに、痩せ気味なら多めにしてあげるなど、ワンちゃんの健康状態によって食事量を調整しましょう。
また、年を取ってくるとエネルギーの消費量が20%ほど減り、ワンちゃんも人間と同じように中年太りになりやすいので、食事を少し少なめにしてあげると良いです。
季節ごとの食事量
食欲の秋、というように過ごしやすい気温の秋と春はワンちゃんの食欲が増して太りやすく、食事を与えすぎないように気をつける季節です。
また、室外犬については外気の温度変化に特に気をつけてあげることが重要です。
暑い夏は体温を下げようと、ワンちゃんはよく舌を出して呼吸していますが、この行動によって水分だけでなくエネルギーも大量に消費します。
その上、夏バテで食欲が落ちてしまう時期でもあるので、食事量を増やすよりも栄養価の高いドッグフードをあげましょう。
寒い冬も発熱して体温を保つために多くのエネルギーを必要とします。
特に寒さが厳しい地域では必要カロリー量が夏よりも1.5倍になります。
まとめ
同じ犬種で同じ年齢のワンちゃんでも、散歩時の運動量の違い、室内か室外か、飼っている環境によっても必要なエネルギー量は変化します。
ワンちゃんの健康状態を良好に保つために、体型や体調の変化を日々観察しながら、食事内容を決めてあげましょう。
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