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犬のシャンプー後の自然乾燥はNG!ドライヤーでしっかり乾かしましょう

犬の皮膚は人間よりも薄くて非常に繊細で、皮膚の疾患予防のために皮膚や毛の汚れを落としたり、汚れからくる臭いを抑制する目的で定期的に洗うことが大切です。 しかし、それと同様にドライヤーもシャンプー後の衛生維持のために、重要といえます。


via pixabay.com

犬のシャンプーは月に2回くらいがベスト

人間は、毎日汚れを落とすためにお風呂に入ることは可能ですが、犬の皮膚は人の皮膚よりも大変繊細で、乾燥も招きやすいのが特徴です。

そのため、頻繁にシャンプーをしていると犬の皮脂を過剰に取り除いてしまいますので、結果的に皮脂不足からフケを発生してしまう要因となるのです。

犬のシャンプーをしてあげるタイミングは月に2回程が目安ですが、これよりも少ない1回でも問題はないでしょう。

犬の濡れた体と被毛を乾かすにはドライヤーを使いますが、自然乾燥ではしっかり乾かず、衛生面から見てNGですから、しっかりと仕上げましょう。

ですが、なかには動物病院の先生からこの目安よりも多い頻度で、シャンプーをするよう指導されるケースがあります。

その場合は一般的に手に入る犬用シャンプーよりも、処方されたシャンプーで洗うほうが皮膚に負担をかけず刺激が少ないのでオススメです。

その場合は、あくまでも獣医の診断に沿った方法で行いましょう。

犬をキレイに洗った後はドライヤーが肝心

愛犬をやさしく洗って汚れを落としたいなら、「泡シャンプー」がオススメです。

泡シャンプーはシャンプーを小さじ1程度、小さめの容器かバケツに入れてシャワーでお湯を入れることでお手軽に泡が作れますが、この時のお湯の量は少ない方が泡を作りやすいですし、スポンジでも泡を作れます。

この泡で全身を包んで流して落とす作業を3回程度行ない、その後肛門など汚れやすい所はシャンプー液で直接洗って、最後にお湯で割ったコンディショナーをかけ、お湯で洗い流します。

その後に待っているのが「乾燥」ですが、NGなのが自然乾燥に任せてしまうとカビを発生させたり、せっかくシャンプーで清潔にしても皮膚病を引き起こす可能性がありますので、ドライヤーでしっかりと乾燥させます。

一般的なドライヤーではパワーの面で劣るので、サロンで使用されているようなパワーがあるものが良いでしょう。もちろん人間にも使えますから1台あるだけで便利といえます。

ドライヤーはできるだけ短時間で

ドライヤーで乾燥させる時間を短縮したいなら、まずは水分をタオルでしっかりと拭き取りましょう。

水分を取ったらドライヤーを当てながら、ブラシをかけていきます。

愛犬が体調不良にならないように、最初にお腹、体全体を乾かして最後に顔で終わった方が無難です。

冷えなどでお腹の調子が悪くならないよう、最初に行なってあげましょう。ドライヤーを当てた部分がしっかりと乾いたのを確認してから、少しずつ場所を変えていくことがポイントです。

もし、顔にドライヤーの風が当たることを愛犬が嫌がるようなら、自分の手であまり直接風が当たらないよう工夫します。

それでも嫌なようなら、控えた方が良いといえます。

全身の乾燥が終わったら、耳に水が残らないようにタオルや綿棒を使って取り除いてあげましょう。

まとめ

シャンプー時にしっかりと揉むように洗った方が、イメージ的には汚れが落ちそうですが、愛犬の皮膚のことを考えて優しく泡シャンプーで洗ってあげましょう。

ただ、シャンプー後の乾燥にドライヤーを使うことも大切なポイントで、しっかりと乾燥をしてあげないとかえって皮膚トラブルを招くことになりますから、乾燥の作業が終わるまで注意が必要です。

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