猫の毛は、カットをするよりもブラッシングの方が重要です。夏の暑い時期には特に、カットするだけではなく、適切なブラシのケアで快適に過ごせるようにしてあげましょう。ブラッシングをしっかりと行えば、暑い夏を快適に乗り越えられるかも?
猫も夏はカットが必要?
猫も夏はカットが必要です。伸びすぎている毛では、蒸れてしまいますので皮膚病の原因になってしまうこともあります。カットすることで毛玉が解消されるようになりますし、グルーミングで飲み込んでしまう毛の量もかなり減るので、毛玉を吐く回数が減ります。
ただ、デメリットもあります。被毛には紫外線を遮断する、という効果もありますので、サマーカットにすることで紫外線を浴びる量が増えてしまうのです。
そういったことからも、頻繁に外に出る猫の場合にはサマーカットは実は逆効果になることもあります。
小さな頃からブラッシングをする習慣をつけましょう
猫は本来、獲物を待ち続け、狩猟を行います。そのため、獲物に気づかれないように、体臭を消さなければなりません。そこで、身体を清潔な状態にして、臭いを取り除くためにグルーミングを行います。
このグルーミングと呼ばれる行動ですが、舌がザラザラしているので、換毛期に大量の毛を飲み込んでしまいます。飲み込んだ毛の量が多すぎてしまうと、吐き出せないことがありますので、毛球症と呼ばれる病気を発症してしまうことがあります。
そのため、グルーミングで毛を必要以上に飲み込んでしまうことがないように、こまめにケアをして毛を取り除いてあげなければなりません。
ブラッシングで余計な毛を取り除いて♪
長毛種の猫というのは、絡まっている毛がないかを確認しなければならないので、目の粗いブラシなどを使用して軽く毛を梳いてあげてください。
強くブラシを使用してしまうと、毛が抜けやすくなるので、ゆっくりと行うようにしてください。
頭の後ろをブラッシングしても嫌がらないので、頭の後からその周辺にかけてゆっくりとブラッシングをしていきます。毛の流れに沿って、優しくブラシをかけるだけでたくさん毛が抜けます。
まとめ
猫は夏にサマーカットにするのも良いですが、それだけではなくブラッシングで抜け毛のケアをしてあげることも忘れないでください。毎日しっかりとブラッシングをすることで、毛球症を予防することにも繋がりますし、抜け毛を取り除いて通気性を良くすることにも繋がります。
コメント