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ペットの健康

ワンちゃんの健康に必要な、体毛の役割りと仕組み

季節の変わり目になると大量に抜けるワンちゃんの毛… 室内犬でも、屋外犬でも毛の処理は結構大変ですよね? 飼い主さんにはちょっと煩わしいと感じるかもしれませんが、ワンちゃんとってはとても大切なんです。 今回はワンちゃんの毛の役割と種類についてご紹介します。


via photo-ac.com

ワンちゃんの毛の役割とは?

ワンちゃんの毛は、外敵から身を守るために密集して生えています。

外気から内臓などの体の臓器を守り、体温調整や、水を弾くといった役割があります。

病原体からの感染を防ぐ働きもあるなど、人間が洋服を着るように様々なリスクから体を守ってくれているのです。

ワンちゃんの毛の種類

もともと育った環境によって「毛」の種類が変わってきます。

主に「ダブルコート(二重)」と「シングルコート(一重)」の2種類があります。

シングルコート

シングルコートは温暖な地域で育った犬種に多く、毛の生え変わりがあまり激しくないという特徴があります。

シングルコートの代表的な犬種には、プードル、マルチーズ、チワワ、ヨークシャテリア、グレート・デンなどがあげられます。

ダブルコートの犬種に比べると比較的毛のケアはしやすいですが、毎日のブラッシングは必要です。

ダブルコート

ダブルコートは、「アンダーコート」と「オーバーコート」の二重構造になっており、毛の生え変わりがとても激しいのが特徴です。

犬種としては、寒冷地域で育った犬種に多いといわれています。

ダブルコートの犬種には、柴犬、秋田県、コーギー、ポメラニアン、ゴールデンレトリーバー、シベリアンハスキーなどがあげられます。

ダブルコートの犬種は、毛の生え変わりが早いので、毎日のブラッシングはとても大切です。

アンダーコートの毛がちゃんと抜けるようにケアしないと、すぐに毛が絡まってしまうので注意しましょう。

ワンちゃんの皮膚は意外とデリケート

ワンちゃんの皮膚は、人間の皮膚と比べると「薄い」という特徴があります。

角質層は人間の約3分の1しかなく、体温調整のための汗腺は、肉球にしかありません。

人間のように全身から汗を出して、体を冷やすことができないのです。

老廃物を全身から出すための汗腺は全身にあるので、ストレスを抱えている場合などは肌がベタつきやすく体臭が強くなります。

定期的にシャンプーなどで皮脂を落としてあげることが必要ですが、洗いすぎは皮膚を痛めるので気をつけましょう。

まとめ

ワンちゃんの毛には、犬種によって特徴があるので、毛の生え方によってケアの方法を変えてあげることが大切です。

また、人間と比べて皮膚がとても敏感なので、天然由来のシャンプーなどがオススメです。

飼い主さんはしっかりとケアしてあげましょう。

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