犬は雑食というイメージがありますが、決して与えていけない食べ物があります。また、若い犬は特に好奇心旺盛なため、食べ物ではないものを口にしてしまう危険性が高くなります。そこで、犬が口にすると危険なモノの一例をご紹介致します。
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危険なモノ①:鶏の骨などの硬い骨
骨をかんでいるイメージの強い犬ですが、食べ物の残りの骨を与えるのは大変危険です。
鶏の骨などは鋭くとがった状態に割れやすいため、のどや消化器官を傷つける恐れがあります。
犬用の骨以外は与えないように気をつけましょう。
危険なモノ②:ミネラルウォーター
ミネラルウォーターの種類にもよりますが、マグネシウムを多く含む硬水は犬にとって危険です。
マグネシウムを多く摂取すると尿路結石が生じるリスクが高まります。
犬の飲用水にミネラルウオーターは使わないようにしましょう。
水道水以外の水を与えたい場合は、浄水器でろ過した水道水を与えるようにしましょう。
また、他のマグネシウムを多く含む煮干しやノリ、かつお節なども少量ならよいですが、与えすぎは危険です。
危険なモノ③:紙類
どの家にも確実に置いてある、ティッシュやトイレットペーパー、新聞紙などの紙類は注意が必要です。好奇心旺盛な若い犬は、いたずらして遊んでいるうちに誤飲してしまいがちです。
少量であれば便と一緒に排出されることが多いのですが、大量に飲み込んでしまった場合には悪影響をおよぼします。食道に詰まって呼吸困難になってしまったり、最悪の場合死にいたる危険もあります。
危険なモノ④:洗剤などの化学製品
人間にとっては、「飲み込んだら危険」という判断ができるものでも、犬にとっては判断が難しいもの。実は、犬の誤飲事故の中で最も件数が多いのは、化学製品の誤飲なんです。人間にとってもごいんしたら有害な物質である化学製品ですから、体の小さな犬にとってはさらに危険性はたかくなります。
はっきりした症状が出れば迅速な対処もできますが、症状が地味でわかりにくいことも少なくありません。そのため、少しでも「変だな」と感じたら、獣医さんのところに連れて行ってあげましょう。
まとめ
落ちている食べ物を拾い食いするワンちゃんもいますので、食べ物には細心の注意が必要です。
殺虫剤などの化学薬品を誤飲してしまうと命にかかわるので、より一層注意をしてください。
上記の食べ物や化学製品の他にも症状は出にくいですが、誤って口にしたら犬にとって致命傷になりかねないものは多くあるので、常日頃から危険なものを口にさせないように注意しましょう。
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