室内犬の中でも飼いやすさは群を抜いているマルチーズですが、マルチーズはどのような犬種なのでしょうか。マルチーズの歴史や性格などについて簡単にご紹介します。これからマルチーズを飼ってみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
「抱き犬」として可愛がられてきたマルチーズ
マルチーズは抱き犬として長い間人間と暮らしてきました。可愛がるための犬「愛玩犬」として飼育されてきたということです。しかしそのような抱き犬として、長い間飼育されてきたマルチーズにももちろん野性的な部分があります。
外で走っている姿や散歩で他の犬とすれ違うときなど、なにかに夢中になったり、物を追いかけたりするときなどは野性の本能が戻るのか、普段の姿とは少し異なる様子が見られるでしょう。
マルチーズは特に歴史が古い犬
マルチーズは地中海のほぼ中央に位置するマルタ島原産の犬種です。その歴史は非常に古く、紀元前500年頃から飼育されてきたともいわれてます。14世紀以降になると、マルチーズはヨーロッパの様々な国に持ち込まれるようになり、その愛らしく気品のある容姿から、貴婦人などの間でとても人気があったそうで、古来から人間の愛情を受けてきた犬種なのです。
性格もおとなしく従順
マルチーズは飼い主に対して、非常に深い愛情をもって接することができる犬です。必要な運動量も比較的少なく、まさに愛玩犬としての特徴を持ち合わせている犬です。非常におとなしい性格ですが、楽しいことが大好きな性格でもあります。吠えるようなことはほとんどありませんし、飼い主に遊んでもらうことにとても喜びを感じます。
基本的には飼いやすいですが、しつけの方法を間違ってしまうと、無駄吠えをしたり甘噛みをしたりといったことも珍しくありません。
まとめ
このようにマルチーズは見た目はもちろん、性格もまさに愛玩犬として非常に優れたものを持っています。はじめて犬を飼う、という方にもマルチーズはとてもおすすめです。可愛がるための犬種であるマルチーズをたくさん可愛がってあげましょう。
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