ワンちゃんは人間に比べて聴力が発達しているため、音に敏感な動物です。 そのため、音を上手に利用するとしつけ方法があります。 また、ワンちゃんが安心して暮らせるように、日頃から生活音や自然の音に慣れさせてあげることも大切です。
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音を使ったワンちゃんのしつけ方法とは
聴力が発達しているワンちゃんだからこそ、音を使うとスムーズなしつけができるのです。
悪いことをしたときは当然叱りますが、そのとき一定の音を鳴らすというしつけ方法があります。
「悪いことをすると嫌いな音がする」ということを覚えさせ、やってはいけないことをワンちゃんが認識するのです。
一番簡単なのは手を叩く方法ですが、しつけグッズのシェイクトレーナーを使うのも効果的です。
その他の代用品でも構いませんが、大切なのは使う音を一つにするということです。
叱るときにいろいろな音を出していると、どんな音にも過剰に反応するようになってしまいます。
生活音に慣れさせるには
人間にとっては何でもない音でも、聴力が発達しているワンちゃんにとっては恐ろしく感じてしまう音もあります。
それでも人間と一緒に暮らしていくには、その生活音にはある程度慣れさせておくことも大切です。
ちょっとした音に反応して吠えたり、取り乱していては事故にあってしまいますし、近所迷惑にもなってしまいます。
生活音に慣れさせるには、過度に叱らないようにすることが大切です。
音におびえてワンちゃんが吠え始めても、しつけだからと追い打ちをかけるように叱りつけたり怒鳴ったりしてはいけません。
軽くたしなめるだけにとどめ、吠えるのを止めることができたらきちんとほめてあげることが大切です。
「褒め」の大切さ
しつけに対して、ワンちゃんが吠えることや、悪いことを止めることができたら、すぐに褒めることが大切です。
ごほうびも与えることで、ワンちゃんは「良いこと」を認識できるのです。
ごほうびにもいろいろ種類がありますが、最も効果的なのはおやつです。
ただし与えすぎると肥満の原因になるので、おやつの中でもカロリーが低いものを、少量ずつ与えるようにしましょう。
また、なでてあげるのもごほうびになります。
褒め言葉をあらかじめ決めておき、同時に軽くなでてあげるといいでしょう。
なで回してしまうとワンちゃんが興奮しすぎてしまうので、避けた方が無難です。
まとめ
ワンちゃんが吠えたり悪さをしたときに、過剰に叱りつけるのはよくありません。
逆効果になるばかりか人間を怖がり、ちょっとしたことにも過敏に反応するようになってしまいます。
しつけを行うときはうまく音を使ったり、たしなめたりする程度にすることが大切です。
また、叱ったことをできるようになったら、きちんとほめてあげることを忘れないようにしましょう。
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