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ペットのしつけ

愛犬の留守番中のいたずら…実は、飼い主の愛情不足かも!?

愛犬だけでお留守番をしているという家庭も多いのではないでしょうか?
ほんの数十分という家庭もあれば、8時間を越えるという場合もありますよね。

その間、愛犬は良い子にお留守番できているのでしょうか?
もし、いたずらをしていたり破壊行動をしている場合は、もしかしたら飼い主さんの愛情不足かもしれません…

犬は何時間までお留守番できるの?

犬のお留守番時間は、何時間が限界だと思いますか?
うちの子は、3時間が限界。
5時間以上のお留守番をさせたことはない。
10時間だって全然大丈夫!

というように、犬の個体それぞれによって異なります。
それは、小さい頃からお留守番に慣れさせてきたかどうかにもよるのです。

お留守番に慣れてない子に突然長時間のお留守番をさせることで、分離不安症になることもあります。
分離不安症とは、飼い主への依存が高く飼い主と離れることで、イタズラだけでなく破壊行動や自傷行為をしてしまう犬の精神病と呼ばれるものです。

愛犬がお留守番中にイタズラをしてしまう理由

分離不安症ではない場合のイタズラ原因は、飼い主さんからの愛情不足、またはストレスが溜っている状態と考えられます。

愛犬は飼い主と過ごす時間やお散歩、遊ぶ時間が大好きです。
しかし、愛犬にとってその大事な時間が奪われてしまうと非常にストレスを感じ精神的に不安定な状態になります。
犬には、飼い主の都合や状況、その時の忙しさなどは伝わりません。

普段通りに遊んでほしい、接してほしいという気持ちはあるのに、飼い主さんに構ってもらえない不安から大人しく寝ていたり、一人遊びをしながらお留守番することができなくなってしまうのです。

簡単に説明すると、1人の時間が寂しすぎて寂しすぎる気持ちを紛らわせるためにイタズラをします。

お留守番中のイタズラはどうすればいいの?

帰ってきて、いたずらや破壊行動をされている部屋を見ると、疲れて帰ってきているのに!
という気持ちから、つい愛犬を叱ってしまう人もいると思います。

ただ、その気持ちはぐっとこらえてください。
愛犬は、飼い主さんに会いたくて寂しくて気持ちを紛らわせようとしていただけなのです。

いたずらをさせない状況を作ることが大切

相当な大型犬でもない限り、ソファーを噛み放題噛んだり引きちぎったりするほどの破壊行動はしないと思います。
よくあるイタズラは、ティッシュの中身を全て出してしまう、ごみ箱をあさりまくっていた、おもちゃを壊して中の綿を出していた、家具を齧っていた、などだと思います。

では、イタズラを全くさせない状況にすればよいのではないでしょうか?

ごみ箱をあさる
愛犬が触れない場所に移動する、もしくは蓋つきの頑丈なものに変更する。

ティッシュの中身を全て出してしまう
普段は部屋にティッシュを置いていたとしても、お留守番をさせる時には愛犬の口や手の届く箇所に置かなければ良いだけです。

おもちゃの破壊
お留守番中のおもちゃは、ラバー製のおもちゃにして中から綿が出てこないものをおすすめします。
ぬいぐるみタイプのおもちゃは、飼い主さんが家にいる時に一緒に遊んであげてください。

家具を齧ってしまう
噛み癖がついている犬には「ビターアップル」という商品がおすすめです。
ビターアップルは、りんごの皮から抽出した天然の苦み成分で愛犬の噛み癖を治すものです。
家具に直接スプレーして使いますが、それで家具の色が変わることなどはないようですので安心してくださいね。
生後1歳未満の犬の場合は、乳歯から永久歯に生え変わる段階で歯が痒い、違和感があることから家具を齧る事もあります。
そのような場合には、木タイプや齧るタイプのおもちゃをあげてください。

お留守番中のいたずらを根本的になおすためには

イタズラを根本的に治すためには、飼い主さんが沢山構ってあげて、沢山遊んで愛犬のために時間をたっぷりつくることです。

沢山お散歩に行ったり遊んであげたり、愛犬と過ごす時間を作ると犬の精神が安定します。
飼い主が家から出て行ったとしても必ず帰ってくるはず。
という認識から帰ってきた飼い主と遊ぶために今寝ていよう、という気持ちになるのです。
(精神が安定している犬の平均睡眠時間は、1日14~18時間と言われています)

間違ったしつけ方法はNG!

たまにイタズラの現場を見て叱る!だとか徹底的に無視をするというしつけ方法があります。
しかし、それらのトレーニング方法は現行犯でイタズラや良くない行動をした時にするべきですので、現場を見て叱ったとしても愛犬はなぜ起こられているのかを理解できず、飼い主に怯えるだけです。

そして大好きな飼い主さんが帰ってきて嬉しいのに無視され続けていると、ストレスで自傷行動に走る事もあります。
くれぐれも間違ったしつけ方法に惑わされないように気を付けてください。

まとめ

「愛犬の留守番中のいたずら…実は、飼い主の愛情不足かも!?」はいかがでしたか?

愛犬がいると癒される…のは人だけで、愛犬はストレスを抱えていた。
なんてことにならないように気を付けましょう。
愛犬が問題行動をし始めたらまずは、愛犬の接し方と愛犬の体調を第一に考えてあげてくださいね。

著者:miki.m

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