飼っている愛犬は、飼い主が眠っていると、一緒の布団に入ってこようとします。もちろん、何よりもそれは愛犬から信頼されている証ではありますが、彼らはなぜいつも一緒に眠りたいと思うのでしょうか?
飼い主と同じ場所で安心したいから
愛犬が飼い主と一緒に眠ろうとする行動は、寂しがっているからという場合があります。飼い主のことを親だと思っているので、同じ空間で過ごしたいという心理があるのです。また、人が寝ているときは動かないので、その様子を心配して見に来ることもあります。
愛犬が飼い主と一緒に眠りたがるのは、子供が母親と一緒に眠りたいと思うのと一緒なのです。
心にも体にもストレス解消になるから
犬はゲージなどの中で、一匹だけでいると不安になります。もともと犬はオオカミが先祖なので、本来は群れで生活し、群れの中には上下関係が存在していました。それゆえに犬はひとりぼっちになったり、狭いスペースの中にい続けたりするとストレスを感じることもあります。
不安だから一緒に眠りたいということ以外にも、ゲージなどの狭い空間から逃げたいという心理も働きます。また広い場所にいるというのは、体を自由にのびのびと動かせて、犬の健康にとっても良いことです。
一番好きな人と一緒にいたいから
やはり愛情を持って育てている愛犬は、人との信頼も築いており、良い関係になっていることも多いです。それは犬にとっては、常に人と一緒にいたいということにもなります。そのため、眠っている間でも一番好きな飼い主と一緒にいたいと思うのです。
また、子犬の頃から常に人と行動を共にしていれば、習慣的に犬も飼い主と同じ行動をするようになり、自然と眠るときも人と同じように布団で一緒に寝るのです。さらに、飼い主が眠って長い間動かないことに慣れて大丈夫になると、他の人とも接しやすくなるというメリットもあります。
やはり愛犬が飼い主と眠る時も、布団に入ってきて一緒に眠りたいということは、飼い主を信頼し、親のように思っている証拠です。犬が布団にきたなら、一緒に寝かせてあげると良いかもしれません。
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