ドッグヨガ…
耳にしたことはあるけれども、詳しくはよく分からない。
愛犬連れでヨガをするの?
といったような印象の人も多いのではないでしょうか?
今回は、近年人気になりつつあるドッグヨガについてご紹介します。
ドッグヨガとは?
ドッグヨガの目的は、人と犬がリラックスした空間で信頼関係を深めていくものです。
ヨガでは、呼吸をあわせ、優しい触れ合いと心の寄り添いが主となり、ヨガの最中には愛犬を飼い主のお腹の上にのせて抱っこをしたり、背中を付けて寄り添ったりすることから、普段の忙しさを忘れ愛犬と向き合うためだけの時間を過ごすことができます。
愛犬と共にゆったりとした時間を過ごすことにより、愛犬の精神を安定させる効果もドッグヨガにはあると言われています。
ドッグヨガが出来るのは小型犬だけ?
中型犬や大型犬ももちろん参加できます。
しかし、小型犬コースや大型犬コースなど、愛犬の体に合わせた教室などもあります。
ドッグヨガは、犬と飼い主の呼吸を合わせてリラックスしながら行っていくものになりますので、犬に無理矢理、体勢やポーズを取らせるものではありません。
愛犬の年齢、性格に合わせたコースを受講しましょう。
ドッグヨガのポーズ
木のポーズ
犬を抱っこし、バランスを保ちます。
体感と集中力が鍛えられます。
貝のポーズ
飼い主が貝になり、愛犬は貝の中で守られているイメージです。
あぐらをし、あぐらの上に愛犬をのせて、伏せた状態で上から飼い主が愛犬に覆いかぶさります。
愛犬と密着する事で絆を深めます。
ボートのポーズ
お尻を付けて座り、両足を閉じたまま宙に浮かせます。
宙に浮かせた膝の上に愛犬をのせて、愛犬が乗ったボートのようなポーズを取ります。
普段とは、少し変わる視線にワクワクする犬も多いようです。
三角のポーズ
体全体を伸ばすストレッチになります。
愛犬には、足元で幹になってもらい、ゆっくりとした触れ合いを大切にします。
ドッグヨガを行うポイント
飼い主も愛犬にも無理をしない
飼い主自身も無理をせず、体が万全な状態で行いましょう。
また、愛犬がドッグヨガの空間に嫌がっていたり、抱えられることを拒否した場合は、愛犬の意思も尊重してあげてください。
ドッグヨガを無理矢理行うと、愛犬と溝を作ってしまうきっかけにもなってしまいます。
呼吸はあわせて
呼吸はゆっくり、鼻から吸って口から吐きましょう。
愛犬と呼吸をあわせることが大切です。
呼吸を止めてしまうと、筋肉が緊張し、その緊張も愛犬にも伝わってしまい、飼い主と愛犬が共にリラックスする空間を作ることはできません。
愛犬を大切に
ドッグヨガは、ゆっくりとした時間で進んでいきます。
愛犬と共に行っていることを1番大切に考えましょう。
周りのペースに置いて行かれる、などとは考えず愛犬が拒否をした場合は、ひと休みしてください。
無理矢理ポーズを取らせたり、大型犬や体重がある愛犬を抱っこしたり、上に持ち上げる必要はありません。
愛犬に不快や不安を与えてしまい、怪我に繋がる危険性もあります。
ポーズは愛犬と一体感を感じながら
ポーズ中も、ポーズをしていない時間も常に愛犬を意識し、考えて行いましょう。
自然に一体感が生まれると、絆や愛情が深まっていきます。
ドッグヨガを楽しんで
頑張りすぎる、真剣になりすぎることはよくありません。
体に無理なく、一緒に楽しむという気持ちがとても大切です。
まとめ
近年、愛犬と共に行くイベントだけでなく、愛犬と一緒に行うスポーツや愛犬と一緒に行うリラクゼーションなども増えてきました。
ドッグヨガを行い、普段とは少し違う環境で愛犬とゆっくり見つめあってみても良いのではないでしょうか?
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