子どもがいる世帯数より犬の飼育頭数が上回る現在、小型犬と一緒に暮らしている人も多いのではないでしょうか。
小型犬だからお散歩が必要ない、
小型犬だから2日おきのお散歩で大丈夫、
という言葉を聞いたことがある人もいると思います。
今回は、お散歩の必要性とお散歩に行かないことでもたらすデメリットをご紹介します。
小型犬にお散歩が必要ないは嘘?!
超小型犬だとしてもお散歩は必要です。
そもそも、小型犬だから「お散歩が必要ない」と言われたきっかけは、ペットショップの店員さんが犬を売りたくて、飼いやすいとアピールするために言い始めた嘘なんですよね。
その為、医学的にみても動物学的にみたとしても、小型犬がお散歩をしなくていいことなんてひとつもないのです。
お散歩にいかないとどうなるの?
お散歩に行かないことでもたらすデメリットです。
筋肉量の低下
部屋の中だけでの運動量で十分と耳にしたことがある人もいると思います。
子犬の場合はそれでも平気かもしれません。
しかし、成犬になると筋肉量が低下することにより、後ろ足の震えや足や関節疾患が出る危険性があります。
お散歩を十分にしていないと、筋肉の衰えが早くなることから老犬(シニア犬)の仲間入りをした時に立てなくなることや、踏ん張る筋肉もなくなってしまうため自力でトイレができなくなることがあります。
認知症になりやすい
加齢に伴い、物忘れや性格まで変わってしまうことがある認知症。
実は犬でも発症することは珍しくありません。
認知症は、脳の老化に伴うもの、それと同時に認知症を予防するのは、脳の活性化なのです。
お散歩は、ただ歩くだけでなく様々なにおいや景色など沢山の刺激があります。
その刺激により脳の活性化に繋がるのですが、そのお散歩自体を行かなくなってしまうと、新しい刺激は入ってこず、脳は衰えていく一方です。
臆病な犬になりやすい
1日中部屋の中だけで過ごしていると、先ほども書いたとおり新しい刺激がなくなってしまいます。
そのため、外に出ると不安になってしまい、すぐに家に帰りたい!
という気持ちが強く出てしまうことがあります。
結果、動物病院へ行く時やどこか旅行へ行くときなど、犬自身が新たな刺激に追いつけず、非常にストレスを感じることから外出先でごはんを食べない、家以外で水を口にしないなどの問題行動が起こることがあります。
小型犬だとしてもお散歩は大切!
超小型犬だとしてもお散歩は非常に大切です。
うちの子はお散歩嫌いで…という場合もあると思います。
そんな時の場合は、抱っこして外の景色を見ながらお散歩してあげましょう。
「外に出ても私(飼い主)がいるから大丈夫だよ。」
ということを愛犬に伝えてあげることが大切です。
家から少し離れた場所で、愛犬を下ろしてあげて家に向かって歩く練習をしましょう。
小型犬のお散歩は、1日2回15~30分間が目安と言われています。
まとめ
「小型犬にお散歩が必要ないは嘘?!お散歩がもたらす効果とお散歩をする必要性」はいかがでしたか?
小型犬だからお散歩に行かなくても…
という人
小型犬だけお散歩が大好きだから毎日2時間お散歩に行く…
という人、
愛犬との暮らし方は、飼い主さん次第です。
お散歩に行かないという人は、少しずつできることから初めてみることをおすすめします♪
著者:miki
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