日本に古来からいる犬種の柴犬ですが、最近では海外でも広く人気が出てきており、「シバ」の愛称で親しまれています。 柴犬にはどのような愛すべき特徴があるのでしょうか。
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とにかく飼い主に忠実
柴犬の特徴の一つとして、とにかく飼い主に忠実であるということがあげられます。
もちろん子犬のころからきちんとしつけることが大切ですが、元から持っている性格でもあります。
元々猟犬として人間と共に行動していた犬種なので、「ご主人」だと思った人間には決して逆らいません。
忠犬ハチ公のように、他人と家族との境界線をはっきりと引く犬種です。
このように、家族に対する愛情の深さと賢くがまん強い性格が、海外でも人気の理由の一つになります。
また、育て方によっては社交的な性格になることもあります。
りりしい外見が好まれる
柴犬は小柄な体格ながら、非常にバランスが良く、しっかりとした体つきをしています。
ピンと立った耳に、愛嬌がありながらもどこか相手を見定めるような瞳、くるんとした巻き尾が柴犬の外見的な特徴といえます。
毛色は自然に溶け込むような色合いのものが多く、猟犬として野山を駆け回っていたころには、獲物に気づかれにくい色でした。その素朴な風合いも柴犬の特徴です。
派手な感じはしませんが、りりしい体と顔つきは、頼もしささえただよいます。
顔つきは大きく分けて2種類あり、タヌキ顔の柴犬と、キツネ顔の柴犬がいます。
お手入れがとても楽
柴犬は、ストレートの短毛で非常に手入れがしやすいのが特徴です。室内でも飼いやすいというのが海外でも人気が高いポイントです。
とても綺麗好きなので、自分で頻繁に毛づくろいをしたり、手の汚れを舐め取ったりします。
また、散歩に連れ出した際にも、汚れている箇所は意図的に避けて通るなど、汚れない工夫をしながら歩きます。
他の犬種に比べてシャンプーの頻度も少なくて済み、カットに行く回数も少なく済みます。
ただ、爪切りや肛門腺などの処理は定期的に行ってあげる必要がありますので、動物病院などで処置して貰うことを忘れないようにしましょう。
まとめ
柴犬にはたくさんの魅力が詰まっています。他の人には冷たく、愛する家族にしか懐かないという特徴的な性格も可愛らしいです。
また、綺麗好きな性格というところもポイントが高いのではないでしょうか。
非常に魅力的だからこそ、海外でも日本国内同様に愛されるようになったのではないでしょうか。
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