あなたは愛猫と一緒に暮らして、愛猫にとって本当に過ごしやすい生活環境を提供できていますか?
猫は、犬と異なりお散歩へ行ったり、飼い主さんと一緒におでかけや旅行を楽しむことは出来ません。
愛猫は、基本的に室内の部屋の中で24時間365日を暮らしますよね。
そんな愛猫が過ごしやすいと感じる生活環境とは、いったいどのような部屋でしょうか?
もし、不満がある場合は家出をしてしまうかもしれませんよ?
メイン写真:わんにゃんフォトコンテスト ニコちゃん
チェックしてみよう!猫が過ごしやすいと感じる生活環境
高い場所に自分の居場所がある
キャットタワーや、タンスの上にクッションを置くなど、一見危なさそうに見える空間ですが、猫は高い場所を好む習性があります。
キャットタワーの上にお気に入りのベッドやクッションを置いてあげると、愛猫にとって過ごしやすい空間になります。
トイレが沢山ある
猫にとってトイレは、常に清潔であってほしい場所です。
愛猫が1匹しかいない場合であっても、トイレは3つ設置しましょう。
通常、猫の数+1と言われていることが多いですが、近年は一人暮らしで猫と一緒に暮らす人が増加傾向にあり、お留守番時間も長くなっている。
と、言われています。
2つでも問題はありませんが、トイレが3つあればお留守番時間が長くても安心して、トイレをすることが出来ます。
部屋が綺麗
猫は非常に綺麗好きな動物です。
部屋の中は常に綺麗な状態だと、猫は快適な日々を過ごすことが出来ます。
日当たりが良い空間
猫は、お日様の光を浴びながらお昼寝することが大好きです。
日向ぼっこをしながらウトウトし、毛づくろいをすることで骨や皮膚の活性化ができます。
日当たりの良い場所は、愛猫が過ごしやすいようにしてあげると良いでしょう。
新鮮なごはんと新鮮なお水
猫は、犬のようにガツガツとごはん(フード)を食べることは少ないので、いつも置きっぱなしで良い。
と、聞いたことがあると思います。
しかし、時間が経つにつれ、ごはん(フード)は湿気ってしまいます。
また、水に毛が浮いてしまう、水が酸化してしまうと、水を飲まなくなってしまうこともあります。
循環式の水を用意する、ごはん(フード)は、朝と晩には残っていたとしても全て捨てて、新しいごはん(フード)に変える、
など、いつでも新鮮なごはんと新鮮なお水を用意することは愛猫にとって心地よい家ですね。
爪とぎが出来る場所
爪とぎが出来る場所が沢山あると、猫はストレス解消にもなります。
猫が爪とぎをする理由
・伸びた爪を整えるため
・ここは自分の場所というマーキングの意味
・飼い主さんに構ってほしい時のアピール
・爪とぎでリラックス
爪とぎが部屋の色々な場所にあると、その日の気分で爪とぎが出来るので愛猫も楽しくガリガリできます。
猫がこんな家はいやだ!と、感じる部屋は?
逆に猫がこんな家はいやだ!
と、感じる部屋はどんな部屋なのでしょうか?
単純に、過ごしやすい部屋の正反対と考えてみると想像しやすいと思います。
高い場所に登れない
落ちたら危ないから!
という理由で、キャットタワーを設置しない。
高い場所に登れないようにしてしまう。
など、愛ゆえの行動ではありますが、愛猫にとっては辛い環境となってしまうこともあります。
確かに猫の品種によっては、着地が不得意な猫もいます。
しかし、部屋の中でほぼ一生を過ごす猫にとって高い場所に居心地がない空間は、非常に辛いものです。
着地が不得意な猫に対して、足に負担がかからないように、降りる場所にタオルや柔らかいものを敷く、ちょっとした階段のような物を作ってあげる、などの工夫をすると良いでしょう。
トイレが1つしかない
猫は非常に綺麗好きです。
冒頭でも書きましたが、トイレが1つしかないと様々な問題が起こります。
1度排泄をしたトイレを再度使いたくないという気持ちから我慢をしてしまい結果、膀胱炎や尿疾患を引き起こしてしまうことがあります。
トイレが1つしかない環境は、猫にとって非常にストレスです。
部屋が汚い
部屋に服が散らかっている。
掃除機をかけていないため埃っぽい。
部屋に何か得体の知れないものが落ちている。
そんな空間を歩き回りたくはない、というのが猫の本音です。
日当たりが良い空間がない
日向ぼっこが出来ない、
日向ぼっこ出来る場所が洗濯物で埋まっている、
などは、猫にとって睡眠時間を奪われているようなものです。
日向ぼっこが出来るように、部屋の中で日当たりの良い場所は愛猫のために譲ってあげましょう。
ごはんと水が不味い
ごはん(フード)は、置きっぱなしで良いとは言えど、朝晩は新鮮なごはんに入れ替えてあげてください。
たまに、ごはん(フード)がなくなっていたら補充する。
という飼い主さんもいますが、非常にストレスを感じながらごはん(フード)を食べている可能性があります。
水もあまり飲まないから、と1度しか入れ替えない飼い主さんもいますが、あまり飲まないのではなく、酸化してしまっている為飲めないのです。
常日頃から新鮮なごはん(フード)と、新鮮なお水を飲めるようにしてあげましょう。
爪とぎが出来ない
壁などで、爪とぎをしないから必要ない。
と、考える人もいるようですが、爪とぎは爪を短くするだけでなく気分転換などの役割もあるため爪とぎを置いてあげましょう。
ふとした拍子にガリガリしてみたら楽しくて、爪とぎの上で生活するようになった。
なんて場合もあるようですよ。
まとめ
「猫がこんな家はいやだ!と思う7つの項目」は、いかがでしたでしょうか?
もし、ひとつでも当てはまっていれば、愛猫は今の生活環境に不満を抱いていることがあるかもしれません。
ずっと部屋の中で共生する愛猫だからこそ、少しでも心地よい環境作りを整えてあげたいですよね♪
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