愛犬は、家族同然ですよね。
部屋の中を当たり前のように歩きまわり、夜ごはんを食べる時は味付けなしのお肉を少しだけおすそ分けをしてあげたり…♪
夜は、寝ようとするとテケテケと後を付いてきて一緒に寝ようとする愛犬もいると思います。
なぜ、愛犬は飼い主さんと一緒に寝たがるのでしょうか?
ただ、愛犬と一緒に寝るデメリットもあるのです。
(メイン写真:わんにゃんフォトコンテスト ティーダちゃん)
なぜ飼い主と一緒に寝るの?
犬の本来の習性
犬は、群れを作って生活する動物です。
当然、家庭犬も犬自身が群れの一員として考えている事が多い傾向にあります。
だからこそ、家族の中で順位付けを行うのですね。
群れ(家族)の中で、大好きなリーダーやリーダーに近い存在と一緒に寝たい。
という欲求があります。
においに安心
リーダーやリーダーに近い存在、家族で例えるとお父さんやお母さんになると思います。
一緒に寝る事で、リーダーに守られている安心感と、大好きなリーダーであるお父さんのにおいに包まれて寝ることで熟睡ができます。
寝心地が良い
また、愛犬もふわふわした柔らかいものは寝心地が良いということを知っているため、ベッドや布団で寝ると気持ち良い♪
と、思っている犬もいます。
暖かいのが好き
寒い冬の季節にのみ、ベッドや布団に潜り込んでくる場合は寒さを凌ぐために一緒に寝ている可能性が高いです。
飼い主さんが一緒に寝ている布団は、暖かく愛犬にとっては快適な空間です。
一緒に寝るデメリット
分離不安になりやすくなる
夜は必ず一緒に寝るという場合、それが当たり前と習慣化されてしまうと一緒に寝れなくなってしまった時、
例えば、飼い主さんが病気や怪我で入院
愛犬の体調不良で入院
大好きなリーダー(お父さん)が単身赴任になってしまった
そんな時、愛犬は寝られない日々が続き、非常にストレスを感じます。
ズーノーシス(人獣共通感染症)
愛犬と一緒に寝ると、犬が本来体内に持っている菌によりズーノーシス(人獣共通感染症)に罹る事があります。
衛生面は、気を付ける必要があります。
事故に注意
一緒に寝ていて、飼い主さんが寝返りをするときに踏んでしまった。
と、いうことも少なくはありません。
また、ベッドの端で愛犬が寝ていたら落下してしまった。
という事例もあり、ベッドから落下してしまうと骨折をする危険性もあります。
理想的な寝方は…
1番理想なのは、たまに飼い主さんと一緒に寝るけど基本は愛犬だけで寝ることが出来ることです。
いつも一緒に寝ている飼い主さんは、少し寂しい気持ちになるかもしれません。
しかし、飼い主さんが一緒に寝られない場合、ちょっと環境が変わってしまう場合、愛犬にとってはストレスで寝られなくなってしまいます。
愛犬にとって、1人(頭)で寝る事が出来るのは、とても大切なことですよ。
まとめ
愛犬と一緒に寝るメリットとデメリットはいかがでしたでしょうか?
一緒に寝ていて、安心しきった表情で気持ちよさそうに寝ている姿を見ると、とても愛おしく感じると思います。
しかし、愛犬と一緒に寝ていると、分離不安になりやすくなってしまいます。
愛犬1人(頭)で寝られるようにすることも大切ですので、毎日一緒に寝ている人は1週間のうちに1日だけは一緒に寝ない日を作る、などの工夫をしてみましょう。
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